トルコ中銀金融政策発表(10/21)に伴う相場変動・スプレッド拡大等の可能性について
明日(10月21日)日本時間午後8時にはトルコ中央銀行の金融政策発表が予定されております。今回の市場予想の大勢(政策金利17%へ利下げ)と大きく異なる結果となった場合、あるいは利下げが行われなかった場合に利下げ論者であるエルドアン・トルコ大統領が、同中銀に対し批判的なアクションを起こした場合などには、トルコリラ相場が急変動する可能性がございます。また、特に後者については今週末に発生した場合、トルコリラを含む通貨ペアの週明け(10月25日)オープンレートが前週末クローズレートに対し大きく乖離する可能性がございます。
ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。
なお、上記の影響を受ける期間においては、実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ拡大傾向となる見通しであり、その際には当社でもやむなくスプレッドを一時的に拡大させていただく場合がございます。また相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更させていただく場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。
また、お客様におかれましては、本件につきあらかじめご留意のほどお願い申し上げます。
※スプレッド拡大時には、これに伴う評価レートの変動により通常スプレッド時よりも口座の有効比率が低下します(両建状態であっても同様です)。このとき、口座状況によっては有効比率がロスカットレベルを下回る可能性がございますので、ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。
[参考情報]「市場の信認失墜、不安しかない21日のトルコ中銀会合」トルコリラの焦点 - マネ育ch