人民元に投資しよう!魅力と見通しを解説
スワップポイント 円 ※買ポジション10万通貨あたり
スプレッド 0.9銭 提示時間帯:24時間(非取引時間帯を除く) 原則固定(例外あり)※A
- 本広告は『外貨ネクストネオ』における1,000Lot以下のスプレッドを表示するものです。国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドを広告表示値よりも拡大する場合があります。当社のスプレッド表記は、提示率(全取引時間中に占める広告表示値以下のスプレッド提示時間の割合)を基に算出しております。本広告では、1pip=0.0001(米ドル、スイスフラン、豪ドル、英ポンド、カナダドル、NZドル)、1pip=0.001(トルコリラ)として表現しております。提示スプレッドにつきましては、当社の都合により予告なく変更または中止する場合があります。なお、ダイレクトカバーの対象となる注文(詳細はこちら)に適用されるスプレッドは本広告の対象外です。
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人民元/円
※「らくらくFX積立」買いポジション10万通貨あたり
- 外貨積立(らくつむ)は『らくらくFX積立』の愛称です。外国為替証拠金取引であり、外貨預金ではない点にご注意ください。
人民元の魅力
1.ドル/円(USD/JPY)との連動性が高い
人民元/円(CNH/JPY)は、2009年7月の人民元クロスボーダー取引の順次拡大に伴い2010年から取引が始まりました。2008年のリーマンショック後に輸出を支援するために中国当局が人民元安誘導を行ったことなどから2011年には11.6円台へと下落しましたが、世界経済が回復軌道に乗った2012年以降は反発。円安の影響も相まって2015年6月には20.2円台へと上伸しました。ただ、同年8月には中国の供給過剰などを背景に景気減速懸念が強まる中で上海株が急落する「チャイナショック」が発生。2016年にかけて14円台後半まで反落しました。その後も、トランプ米大統領在任中の2020年にかけて勃発した米中貿易戦争の影響などで上値が重く推移しましたが、14円台半ばで下げ渋ると2021年に入り持ち直しの動きを強め、同年11月には18円台を回復。2022年以降は、中国不動産市況の悪化などを背景に元安方向に振れる場面も見受けられましたが、円安加速の流れが強まる中で同年4月に20円台を回復すると2024年4月には22.0円台まで上値を伸ばしました。なお、中国当局は人民元の変動が対ドルで1日最大2%に収まるようコントロールする管理フロート制を採用しているため、人民元/円相場はドル/円相場と連動しやすい特徴があります。
2.少ない資金で投資を始められる(2024年11月7日時点)
人民元/円(CNH/JPY)は現在21円台近辺で推移しています(2024年11月7日時点)。
一方、米ドル円やユーロ円は100円以上のレートとなっています。FXでは取引に最低限必要な証拠金はレートをベースに算出されます。
レートが低ければ低いほど、必要な証拠金は少なく済みます。
例えば1Lot(1千通貨)で取引する場合、米ドル円では6,200円程度が必要ですが、人民元/円(CNH/JPY)だと900円です。(2024年11月7日時点)
そのため、人民元/円(CNH/JPY)は数千円程度の少ない資金からでも投資が始められるのです。
3.国際的に信用力の高まる人民元
中国は、中国共産党による一党支配のなか、経済面では安定した経済成長を遂げています。2010年に国内総生産(GDP)で日本を抜き、以降は世界第2位の経済大国と成りました。
また、2016年に国際通貨基金(IMF)が加盟国の準備資産を補完する手段として定めた特別引出権(SDR)に人民元(CNH)が組み込まれたことも、元の信用度を高めるきっかけになりました。
SDR入りは「国際通貨」として認められたことを意味するからです。人民元(CNH)は2016年から2020年まで、1SDRあたり10.92%を占めています。(日本円は8.33%)
4.中国の政策金利は3.10%(2024年10月時点)
中国の政策金利は3.10%(2024年10月時点)であり、超低金利の日本とは大きな差があります。
この金利差により生み出されるのがスワップポイントです。
スワップポイントとは、2国間の金利差から得られる利益のこと。
日本円のような低金利通貨を売って、人民元(CNH)のような高金利通貨を買うと、両通貨の金利の差額を受け取ることができるのです。
- 通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。
人民元の見通し
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スワップポイント投資の注意点・取引のポイント|人民元
注意点
- はじめに
- 人民元相場は、中国当局の意向に大きく影響される。
中国人民銀行が定めるレート水準に収まるよう誘導されており2019年には米国が「為替操作国」に認定した。
実際、2015年に人民元の切り下げが行われたことが「チャイナショック」として世界に広まり、為替に限らす株式相場などがリスクオフとなった。
リスクとして意識したいのは以下のとおりである。 - 政治
- 中国共産党による一党独裁で政治が統制されている。
中国人民銀行による管理相場制となっており、急な方針変更が元レートのトレンド変化に直接かかわることがある。 - 経済
- 6%を超える高いGDPの成長率で、世界経済に大きな影響を与えている。
半面、中国の景気減速はしばしばマーケット全体を揺るがす素地も持つ。
また米中貿易戦争で関税引き上げの応酬となっている昨今、経済指標も弱いものが目立つようになり、実体経済への影響が出ている。
取引のポイント
中国では、深刻化する不動産不況が景気の足を引っ張る展開が続いてきたものの、当局は9月末以降に金融、財政政策の両面で五月雨式に景気下支えに向けた対応を公表する動きをみせている。他方、昨年は国際金融市場における米ドル高圧力の高まりに加え、中国経済に対する不透明感の高まりもあいまって人民元相場は調整の動きを強めてきた。しかし、米FRB(連邦準備制度理事会)による利下げ実施を織り込む形で米ドル安が進んだことに加え、当局による景気刺激策への期待も重なる形で一転して人民元相場は底入れの動きをみせた。しかし、その後は米国経済の堅調さが確認されるとともに、米ドル安の動きが一巡する一方、中国当局による景気刺激策への期待がはく落するとともに、一段の金融緩和に動くとの見方もくすぶる。さらに、中国当局が公表した一連の景気刺激策を巡っても、中国経済が直面する構造問題の解消にほど遠い内容に留まり、景気に対する不透明感が人民元相場の重石となる可能性にも引き続き留意する必要がある。
執筆:2024年10月23日
店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソ・中国人民元およびロシアルーブルはインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。