税制の3つの特長
FXおよびCFDやバイナリーオプション取引で一定の利益を確定した場合、確定申告が必要です。
課税方法として適用される「申告分離課税」について、3つの大きな特長を解説します。
なお、詳細につきましては、法令や国税庁ホームページをご確認頂くか、税務署、税理士等の専門家にお問い合わせください。また、今後、内容が変更となる可能性がございますのでご留意ください。
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特徴1申告分離課税で税率は一律20%※
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特徴2取引所先物取引等と損益通算が可能
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特徴3損失の繰越控除が三年間可能
1. 申告分離課税で、税率は一律20％※
FXおよびCFDやバイナリーオプション取引においては申告分離課税が適用され、所得額の大小にかかわらず、税率は一律20％※となります。
※「復興特別所得税」について
2013年1月1日から向こう25年間に渡り、所得税額に対し2.1％の「復興特別所得税」が課されることになりました。したがって同期間の税率は、一律20.315％（所得税15％＋復興特別所得税0.315％(15％×2.1％)＋住民税5％）となります。復興特別所得税の詳細につきましては、国税庁の以下のページをご覧ください。
個人の方に係る復興特別所得税のあらまし
2. 先物取引等と損益通算が可能
損益通算とは、各種所得にて発生した損失をその他の所得と合算し、控除できることをいいます。FXおよびCFDやバイナリーオプション取引にて発生した損益は通算が可能となります。
3. 損失の繰越控除が3年間可能
FXおよびCFDやバイナリーオプション取引における通年（1月1日～12月31日）の損益がマイナス（損失）となった際に、その翌年以降3年間に渡り、先物取引にかかる雑所得等の利益から、この損失額を控除することができます。損失の繰越控除の適用を受けるためには、損失の金額が生じた年について、確定申告をしておく必要があります。また、その後についても継続して確定申告を行なう必要があります（租税特別措置法第41条の15）。
