米国FOMCの政策

過去の政策動向一覧(*印は金利変更)

FOMCは約6週間ごとに年8回、火曜日(2日間の場合は火・水)に開催され、議事要旨は3週間後に公表されます。また、FOMC開催2週間前の水曜日には地区連銀景況報告(ベージュブック)が公表されます。

米国政策金利の推移はこちら

2025年

3月18日・3月19日

レート 公定歩合 政策内容・判断材料
4.25-4.50% 4.50%
  • 経済見通しをめぐる不確実性の高まりを踏まえ、金利を据え置くことが適切
  • 政府の政策が見通しに及ぼす純影響に関する不確実性が高く、慎重なアプローチをとることが適切
  • 様々な要因によるインフレの影響が予想よりも長く続く可能性があると指摘
  • ほぼ全ての参加者がインフレリスクは上昇傾向、雇用リスクは下降傾向と認識
  • 複数の参加者は、インフレの上昇が予想以上に持続する可能性があると強調
  • FRBスタッフの実質GDP成長率予測は1月の会合で示されたものより弱かった
  • ほぼ全ての参加者がバランスシート削減ペースの減速を支持したが、一部の参加者は削減ペースを緩めることに説得力のある根拠を見出せなかった
  • 一部の参加者は、金融市場におけるリスクの急激な再評価は経済ショックの影響を悪化させる可能性があると警告

1月28日・1月29日

レート 公定歩合 政策内容・判断材料
4.25-4.50% 4.50%
  • 当局者は経済が好調であれば、政策を抑制的な水準に維持可能と認識
  • 当局者は金利調整の前にインフレのさらなる進展を希望
  • 不確実性が高いため、慎重なアプローチが必要
  • インフレ率は不均一な進捗で2%に向かうと予想
  • インフレリスクは概して上向きに偏っている
  • 金融安定に関するさまざまな要因を監視する必要