FXの失敗パターンは?初心者によくある失敗例11選とその対策

FXで失敗する割合は?

「FXでは大多数の人が失敗して相場から退場する」と言われるのを聞いたことがある方も多いかもしれません。実際のところ、FXで失敗する割合はどれくらいなのでしょうか。

一概にその数値を示すことは困難ですが、過去のデータからおおよその実態を把握することはできます。下記の表は、金融先物取引業協会が公開している「預託金増減口座数割合情報」の2018年第1期~2020年第4期の情報をまとめたものです。

店頭外国為替証拠金取引/個別顧客区分管理金額正味増減口座数割合関連情報(預託金増減口座数割合情報)

年度 減少口座割合 増加口座割合
2020 4 45.24% 54.76%
2020 3 55.53% 44.47%
2020 2 57.31% 42.69%
2020 1 46.56% 53.44%
2019 4 72.22% 27.78%
2019 3 43.11% 56.89%
2019 2 58.35% 41.65%
2019 1 68.76% 31.24%
2018 4 47.71% 52.29%
2018 3 63.12% 36.88%
2018 2 51.66% 48.34%
2018 1 51.48% 48.52%

出所:金融先物取引業協会「預託金増減口座数割合情報

上記の「減少口座割合」および「増加口座割合」は、個別顧客区分管理金額が実質的に減少または増加した口座数の割合を示しています。

この表を見ると、年度によってややバラつきがあるものの、増減口座の割合に著しい偏りは見られません。インターネット上の情報などでは「FXでは9割のトレーダーが損失を出している」との説もあるようですが、このデータを見ると実態はそこまで極端ではないことが推測できます。

とはいえ、各期ともに少なくない割合の口座が「減少」の区分となっていることから、うまく利益を出せていないトレーダーも一定数存在する現状が見て取れます。FXで利益を出している人もいる一方で、なぜ失敗してしまうケースも多いのでしょうか?

実は、FXにはいくつかのよくある失敗パターンがあります。その原因や対策を知っておくことで大きな失敗を回避し、成功をつかむことにつながるかもしれません。そこで本記事では、FX初心者によくある失敗例やその対策について紹介します。

FXの失敗例①:高いレバレッジをかけた取引

元手となる資金の最大25倍(個人の場合)の取引を可能にするレバレッジは、FXの最大の特徴と言われます。レバレッジを活用することで、少ない資金でも大きな利益を狙える点はFXの魅力の一つです。

しかしレバレッジを大きくすればするほど、少しの価格変動でも大きな損失が発生する可能性が高まり、ハイリスクハイリターンとなってしまいます。高いレバレッジでの取引で大きな損失を出してしまうと、一発で相場から退場させられる事態にもなりかねません。

対策:FX初心者は低レバレッジで取引に慣れることが大切

初心者の方は高いレバレッジでの取引を避け、低レバレッジで取引するのがおすすめです。そのためには余裕を持った保証金(証拠金と同義)を入金し、取引数量を抑えて取引しましょう。レバレッジが低いと期待できる利益も少なくなりますが、まずは低リスクで取引しながらFXに慣れていくことが大切です。

FX初心者に適切なレバレッジ/余裕のある保証金について、10万円の保証金を例に解説

FXの失敗例②:損切りができない

損失を小さいうちに確定させる「損切り」ができないというのも、FX初心者には非常に多い失敗パターンです。初心者の方は損失を確定させる行為に抵抗を感じやすく、含み損が利益に転じるまで粘ろうと考えてしまうケースも多いようです。

しかし何の戦略もなく含み損を抱えていると、さらに損失が拡大する可能性も出てきます。FXでは、プロのトレーダーでも損失を出すことはあります。むしろ優れたトレーダーほど損失を受け入れ、こまめな損切りで損失を最小限に抑えた取引を行っていると言えます。FXで利益を出していくためには、許容範囲を超える損失が発生した際の速やかな損切りが求められます。

損切りはFXに限らず、投資で安定的に利益を出すために非常に重要なスキルです。確実にできるようになりましょう。

対策:ストップ注文(逆指値注文)を活用する

損切りを確実に行うためには、事前に損切りを設定できる「ストップ注文(逆指値注文)」を活用するのがおすすめです。ストップ注文では、レートが今より悪い○○円に達したら約定するように設定することができます。「含み損が発生してから自分で注文を出すのではなかなかうまく損切りができない」という人は、ぜひ積極的に活用してください。ただしストップ注文を発注していても、スリッページが発生して想定以上の損失となる場合もあるので注意しましょう。

ストップ注文の使い方はこちら

FXの失敗例③:ルールを決めず感情的な取引を行う

事前にルールを決めず、感情に任せた取引を行ってしまうことにも注意しなければなりません。FXで長く安定的に利益を出していくためには、一定のルールに従って取引を行う必要があります。ルールを決めずに取引を始めると、その時々の感情による場当たり的な取引となり、継続的に利益を出すのは難しくなってしまいます。特に含み損が発生した場合は、事前に決めたルールがないと焦りの感情に流されて判断を誤ってしまいがちです。

対策:ルールを決めて機械的に取引を行う

感情的な取引を避けるため、FXでは一定のルールをもとに機械的に取引するように心がけましょう。「利益が◯◯円になったら確定する」「レートが◯◯円になったら損切りする」といったルールを事前に決めておけば、冷静さを欠いた感情的な取引での失敗を防ぐことができます。まずはエントリーと利益確定、損切りのタイミングだけでもよいので、事前にルールを決めてから取引を始めてみましょう。

ルールの例①:損切りは2%以内に抑える

損切りを決めるルールの一つに、「2%ルール」があります。言葉の通り、預けている証拠金に対して、2%の損失が発生したら損切りを行うというルールです。

例えば預けた証拠金が100万円とします。「100万円×2%=2万円」、つまり2万円の損失が出たら損切りです。仮に10%と2%ではどれくらい損失額が違うのかを、証拠金100万円で5回連続で損失が出たと仮定し、以下の表で比較します。

トレード回数 口座残高(10%) 口座残高(2%)
1回目 90万円(-10万円) 98万円(-2万円)
2回目 81万円(-9万円) 96.0万円(-2万円)
3回目 72.9万円(-8.1万円) 94.1万円(-1.9万円)
4回目 65.6万円(-7.3万円) 92.2万円(-1.9万円)
5回目 59.0万円(-6.6万円) 90.4万円(-1.8万円)
  • 小数点第二位を四捨五入

10%の損失額で取引をした場合、5回連続で損失となるだけで証拠金が約59万円まで減少します。つまり証拠金を約40%も減らしてしまったのです

一方2%の損失額で取引をした場合、5回連続で損失となっても証拠金が約90万円残ります。これは証拠金を約10%しか減少させていないといえます。

証拠金を約60%まで減少させてしまうと、同じ取引量で取引ができなくなり、損失を埋めるのも難しい状況です。レバレッジを活用しても、そもそも取引手法に問題があるため、さらに大きな損失を出す可能性もあります。

その点2%ルールを活用することで、5回連続で損失となっても致命的な損失にはならず取引を続けることが可能です。損切りの決め方が分からないのであれば、ぜひ「2%ルール」を活用してください。

ルールの例②:移動平均線を使ったエントリー方法

エントリー方法は投資家によって千差万別です。ここでは初心者の方に人気がある移動平均線を使ったエントリー方法を一例として紹介します。まず以下のチャートをご覧ください。

移動平均線を使ったエントリー方法のグラフ画像

25日移動平均線(短期線)が75日移動平均線(中期線)を上から下に抜けるデッドクロスが発生し、その後価格が下落していることが分かります。

デッドクロスは売りのサインであり、発生すると価格が下落する可能性があります。つまりデッドクロスの発生を待ち、発生したタイミングで売りを仕掛けることで利益を得る確率を高められます。

ただしデッドクロスが発生しても、相場は上昇する可能性もあるため、2%ルールを活用するなどして損切りの位置は必ず決めておきましょう。

ルールの例③:移動平均線を使った決済方法

移動平均線を使った決済方法について紹介します。まず以下のチャートをご覧ください。

移動平均線を使った決済方法のグラフ画像

例えば売りで含み益のポジションを保有していた場合、買いサインであるゴールデンクロスが発生すれば決済を行います。

逆に買いで含み益のポジションを保有していた場合は、売りサインであるデッドクロスが発生すれば決済を行えば良いのです。

FXの失敗例④:過剰な取引を行う「ポジポジ病」

初心者の方は根拠なく頻繁に取引を行ってしまうケースも多く見られます。そのような状態は一般的に「ポジポジ病」と呼ばれ、多くの利益を早く得ようと先走ることや、損失を早く取り戻そうと焦ることで起こります。しかし、闇雲に根拠のない取引を重ねても成功するのは難しく、かえって損失を増大するリスクを高めてしまいます。

対策:根拠のある取引を心がける

ポジポジ病に陥るのを回避するためには、マーケット情報やテクニカル分析などに裏付けられた取引を心がけるのが大事です。前述したように、エントリーポイントなどに関する取引ルールを決めておくことにも、過剰な取引を防止する効果があります。取引ルールの実践や相場分析の活用を通して、価値のある取引を心がけてください。

FXの失敗例⑤:勘や運任せで取引を行う

FXでは、勘や運に任せた取引で利益を出し続けることは困難です。運よく利益を出せることがあったとしても、再現性が低く継続することは難しいでしょう。継続的に利益を出すためには、勘や運に頼るのではなく相場を予測する努力が不可欠です。

対策:チャート分析方法を覚える

プロのトレーダーでも完全に相場を予測することはできませんが、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を使って予測の精度を上げることは可能です。

テクニカル分析とは、過去の値動きを分析し将来の値動きを予測する分析方法です。ファンダメンタルズ分析は、政治や経済などの動向から値動きを予測する分析方法です。初心者の方は、まずテクニカル分析から覚えることをおすすめします。

ファンダメンタルズ分析では各国の政治や経済に関する知識が必要であり、初心者の方には少々ハードルが高いかもしれません。一方テクニカル分析は、基本的な見方さえ覚えておけば初心者でもすぐにチャート分析に活用できるものもあります。まずはテクニカル分析から覚え、慣れてきたらファンダメンタルズ分析にも挑戦していきましょう。

初心者におすすめのテクニカル分析を紹介

FXの失敗例⑥:無計画なナンピン(難平)や両建てを行う

FXにはポジション数を増やして平均購入単価を下げる「ナンピン(難平)」や、同一通貨ペアの買いと売りのポジションを保有する「両建て」と呼ばれる手法があります。しかし初心者がしっかりとした知識や計画もなくこのような取引を行ってもメリットがないばかりでなく、大きな損失につながる可能性もあります。特に両建てはスプレッドによるコストが二重に発生するなどトレーダーが不利益を被る可能性があり、推奨されていません。

対策:注文方法やチャート分析を覚える

初心者の方はナンピン(難平)や両建てといった手法を覚えるよりも、注文方法やチャート分析など基本的なことをしっかりと覚えることが大切です。まずは基本の注文方法やチャート分析を身につけ、基礎から丁寧に実践していきましょう。

FXの6つの注文方法はこちら
チャート分析の基本 ローソク足はこちら

FXの失敗例⑦:戦略がないスワップポイント狙いの取引を行う

FXでは為替差益以外に、スワップポイントによる利益を得る方法もあります。スワップポイントとは2国間の金利差のことで、通貨ペアを構成する通貨のうち低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うと、その金利差をほぼ毎日受け取ることができます。

しかし、為替相場が下落すればスワップポイントによる利益を上回る為替差損が出てしまう可能性があります。また、トルコリラやメキシコペソといった新興国の高金利通貨は値動きが不安定であり、主要通貨よりも急激な価格変動が起きやすい傾向があります。このようなリスクを十分理解せずにスワップポイントの利益を狙った取引を行うと、相場変動により大きな損失を出してしまうこともあります。

対策:低レバレッジでの運用を心がける

スワップポイントを狙って長期取引を行う際は、低レバレッジでの運用を心がけることが大切です。

FXでは一定以上の損失が出ると強制的にポジションが決済されるロスカットのルールがあり、高レバレッジで取引していると、少しの価格変動でもロスカットが執行されやすくなります。ロスカットは損失の拡大を回避し資金を守るための制度です。しかし、スワップポイントを長期間にわたり積み上げていきたいと考えている場合などは、ロスカットによって意図した取引にならなくなってしまうケースもあるでしょう。

意図した通りに長期取引を行うためには、ある程度価格が変動してもロスカットにならないよう、低レバレッジで取引する必要があります。余裕のある保証金(証拠金と同義)を入金したり、取引数量を抑えたりして、低レバレッジでの取引を心がけましょう。

ご注意
●スワップポイント(金利差調整分)について

通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。

スワップポイント運用の注意点とコツ
FX初心者に適切なレバレッジ/余裕のある保証金について、10万円の保証金を例に解説

FXの失敗例⑧:多くの通貨ペアに手を出し取引を行う

FXでは様々な通貨ペアを取引することが可能です。最初はつい色々な通貨ペアの取引に手を出してみたくなるかもしれませんが、中には初心者にとってハードルが高い通貨ペアもあります。また、同時にいくつもの通貨ペアの取引を行うと、十分な情報収集やポジションの管理がしきれなくなり、失敗につながることもあります。そのため最初は初心者にも取引しやすい一つの通貨ペアに絞って取引するのがおすすめです。

対策:FX初心者は「米ドル/円」から始める

FX初心者におすすめの通貨ペアは米ドル/円です。米ドル/円は日本人にとって馴染みの深い米国のドルと日本円の組み合わせであり、関連情報が豊富で入手しやすいという利点があります。また取引量が多く値動きも安定している傾向があるので、急な価格変動リスクも比較的小さいといえます。まずは米ドル/円から取引を始め、FXに慣れてきたら他の通貨ペアの取引を検討するとよいでしょう。

FXの失敗例⑨:取引する時間帯を決めていない

FXは取引時間の自由度が高く、原則として平日はほぼ24時間取引が可能です。しかし、だからといって取引する時間帯を決めずに好きなときに取引していると、効率的に利益を上げるのは難しいかもしれません。外国為替相場は、時間帯ごとに値動きが大きい、小さいといった特徴があります。値動きの大小は取引の効率に直結する要素のため、取引する時間帯にも留意しておくべきです。

対策:値動きが活発になりやすい時間帯で取引を行う

FXで、特に短期取引において効率よく利益を出すためには、値動きが活発になりやすい時間帯で取引を行う必要があります。1日の中で相場の値動きが活発になりやすい時間帯はいくつかありますが、特に日本時間の21時以降(冬時間は22時以降)は、ニューヨーク市場とロンドン市場が重なる時間帯であり最も取引が活発となります。このような値動きが活発になりやすい時間帯を意識して取引を行うとよいでしょう。

FXの取引時間は?活発に動く時間帯も紹介

FXの失敗例⑩:余剰資金でFXを行っていない

余剰資金ではなく、自分にとって失った場合大きなダメージを受けるような資金を使ってFXを行っていると、失敗する危険性が高くなってしまいます。なぜならそのような資金を使っていると、取引に感情が入り込みやすくなるからです。

前述の通り、FXでは感情を極力排除し、ルールに従って機械的に取引を行うことが大切です。しかし自分にとって余剰資金とは言えないような資金で取引していると、資金を失いたくないという感情が先行し、損切りするべきタイミングで損切りができないといった事態に陥りやすくなります。

対策:FXは余剰資金で行う

このような失敗を避けるために、FXは必ず余剰資金を使って行うべきです。余剰資金とは、万が一なくなったとしても困らないような資金です。

FXは手元の資金以上の金額の取引ができるのが魅力ですが、元本が保証されたものではなく、損失が出るリスクがあります。そのため、なくなると生活が立ち行かなくなるような資金を使って取引するのはリスクが高く、おすすめできません。FXは生活に必要な資金や万が一のときのために備えておきたい資金を確保したうえで、余った資金を使って行うようにしましょう。

FXの失敗例⑪:情報に流された取引を行ってしまう

自分の勘や運に任せた取引は失敗の元ですが、外部から得た情報を鵜呑みにして取引するのも危険な場合があります。特にインターネット上にはFXに関する様々な情報があふれており、信頼性に疑問が残るものも多いため注意が必要です。「必ず成功する方法」や「今買うべき」などといった情報に流されて取引した結果、大きな損失を出すということもあります。

対策:FXで必ず利益を得る方法はない

どんなに優れたトレーダーでも100%の確率で利益を出すことはできず、FXで必ず利益を得る方法というものは存在しません。情報に流されないようにするためには、まずFXに必勝法はないということを理解しましょう。そのうえで取引ルールや相場分析の方法を身につけ、信頼性のある根拠に基づいた取引を行っていくことが大切です。

FXで失敗するトレーダーの特徴

FXの失敗パターンを踏まえると、失敗しやすいトレーダーには「早く利益を出したいと考えている」という特徴があると言えます。

「過剰な取引をする」「多くの通貨ペアに手を出す」といった失敗パターンは、より早く、より多くの利益を出そうとする心理からくるものでしょう。また利益を追い求めるあまり、高すぎるレバレッジや余剰資金以外の資金を使うといったハイリスクな取引に陥りやすいと考えられます。「損切りができない」という失敗パターンも、利益へのこだわりが損失への抵抗につながった結果と言えるでしょう。

FXでは早く利益を出すことや確実に利益を出すことにこだわると、このような失敗を招いてかえって大きな損失を出しやすくなります。本記事で紹介したFXの失敗例と対策についてよく理解しておき、典型的な失敗パターンに陥らないように気を付けましょう。

FXのリアルな失敗談

ここでは実際にFXで失敗してしまった経験を持つトレーダーへのインタビューの回答より、FXの失敗に関するリアルな体験談を紹介します。

リアルな失敗談①:高レバレッジでの取引で失敗してしまった

「100ロット、1,000ロットと取引数量を増やしました。一瞬で損失を出すことが頭をよぎると、やっぱり、仕事が手につかなくなったり、チャートから離れられなくなったりするわけです。ちょうどそのころに、強制ロスカットを何度か経験し短期間で300万円を失った経験もあります。そこで初心に立ち返り、安心できるロット数までポジション数を減らしました」
M氏:40代男性、FX取引歴約3年

リアルな失敗談②:勘で取引を行ってしまった

「わずかな動きでもいいから、確実にもうかるところを狙おうと思い、レンジ相場ばっかりを狙いました。一晩に40万~50万円の利益が1週間近く続きましたよ。「こんなに儲かるの?」って、びっくりしましたけれど、実は翌週には儲けた分がすべてなくなりました。結局、知識がまだ浅くて、「勘」に頼って取引していたんですね」
山内氏:70代男性、FX取引歴約3年

リアルな失敗談③:知らない通貨ペアでの取引を行ってしまった

「負けるときは負けるというか、損を出すときって、やっぱり何かおかしな取引をしているんですよ。欲を出してロット数を増やすとか、やったこともない通貨を調べもせずにやってしまうとか、そういうことをすると絶対に失敗します。そこを省みて、その後の売買につなげています」
まえまえまえまえまえ氏:30代男性、FX取引歴5年

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まとめ

FXの失敗パターンを知り、少額・低レバレッジを念頭に安定した取引を目指そう。

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