マーケット注文

有利な場合はスリッページ範囲外でも約定するマーケット注文のバナー画像

FX取引、とりわけ相場変動が激しい時間帯においては、注文の発注時(発注ボタンをクリックした時点)から約定処理時点(取引会社のサーバへ注文データが到達した時点)までのごくわずかな間であっても、両者のレートに差(スリッページ)が発生する場合があります。
このスリッページにつき、お客様が許容する範囲の上限を設定できる注文を、FX取引では一般に「マーケット注文」(あるいは「ストリーミング注文」など)と呼びます。
FX会社の中には、このマーケット注文において許容範囲設定を上回るスリッページが発生した際に、お客様にとって有利または不利どちらの方向であっても約定しない設定となっているケースも見受けられます。

一方、当社の『外貨ネクストネオ』のマーケット注文では、お客様にとって有利な方向のスリッページであれば、たとえ許容範囲を超えても約定処理時点のレートが適用されます。このとき仮にスリッページの許容範囲を「0」に設定したとしますと、お客様にとってわずかでも不利な方向に発生したスリッページはすべて約定を拒否するとともに、約定レートを発注時と同一レートまたはお客様に有利な方向へスリッページが発生したレートに限定することができます。
このように、当社のマーケット注文はお客様に有利な設定となっております。

なお、ダイレクトカバーの対象となる注文においては、同Lot数を引き受けた特定カバー先金融機関の提示レートに当社の「カバー取引調整分」を付加したレートを約定値に適用します。そのためダイレクトカバーの対象となった注文は、同タイミングで約定した同一執行条件・同一通貨ペアかつ同一売買区分の通常注文(当社取引レートを適用)よりも、有利または不利なレートで約定する場合がありますのでご注意願います。本件の詳細は下記ページをご覧ください。

ダイレクトカバーの詳細

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