ウクライナ情勢の緊迫化に伴う相場変動に関するご注意事項

  • 重要

ウクライナ情勢が緊迫の度合いを強める中、主要通貨を含め為替相場全体が不安定な状況となっております。今後、ロシア軍部隊の行動や米欧露の要人発言などウクライナ情勢に関連する何らかの動きがあった場合には各通貨ペアの相場が急変動する可能性があり、またそれらが週末になされた場合には週明けオープンレートが前週末クローズに対し大きく乖離する可能性がございます。
ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意いただくとともに、必要に応じてポジション軽減の事前調整や追加入金等による対処をお願い申し上げます。

あわせて、以下の各注意事項につきましても十分にご認識のうえ、口座管理の実施をお願い申し上げます。

●スプレッドの拡大に関するご注意
実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)が平常時に比べ著しく拡大した場合には、当社でもやむなく一時的にスプレッドを拡大する可能性がございます。
また、スプレッド拡大時には、これに伴う評価レートの変動により通常スプレッド時よりも口座の有効比率が低下します(両建状態であっても同様です)。このとき、口座状況によっては有効比率がロスカットレベルを下回る可能性がございますので、十分ご注意願います。

●ロスカットに関するご注意
急激な相場変動が発生した場合には、本来のロスカットレベルを大幅に下回りロスカットが執行される可能性があり、場合によっては元本超過損が発生することがございます。また、流動性の低下に伴い、ロスカットの執行に通常以上の時間を要する可能性がございます。

●ダイレクトカバーに関するご注意
相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございます。

●一時的な受注停止に関するご注意
カバー先金融機関の提示レートが直近の当社取引レートと著しく乖離した場合(お客様に市場実勢価格にて提示できないと当社が判断した場合)、また著しい流動性低下に伴い実勢インターバンクレートの参照が困難となった場合には、当社取引レートの更新、および注文の受付を一時的に停止する可能性がございます
また、このとき指値注文につきましては、注文受付が再開した後の当社配信レートとお客様の指定されたレートが乖離する場合であっても、お客様の指定されたレート通りにて約定しますので、あらかじめご留意ください。

●ストップ(逆指値)注文に関するご注意
ストップ(逆指値)注文は、指定したレート以上で買う、または指定したレート以下で売るといったように、実勢レートよりもお客様に不利なレートを指定する注文方法です。お客様の指定レートと同じ、または指定レートよりもお客様に不利な取引レートが配信された時点で約定処理を開始し、実際に約定処理がなされる時点の取引レートが約定値として適用されます。このため、急激な相場変動や大幅なスプレッド拡大が発生する等の場合においては、お客様が指定したレートから大幅に乖離したレートで注文が約定する可能性があり、場合によっては元本超過損が発生することがございます。

●スワップポイントに関するご注意
為替相場が不安定な状況下においては、実勢インターバンクにおけるスワップポイントについても日々の変動が激しくなる状況が想定されております。そのため、場合によっては当社が提供するスワップポイントにおいても、プラス(受取り)・マイナス(支払い)関係の逆転、あるいは売・買ポジションともにマイナスとなるなど、スワップポイントの額が大幅に変動する可能性がございます。

●クイック入金サービスに関するご注意
クイック入金サービスをご利用の際に、提携金融機関でのお振込手続きを完了するには、必ず振込完了後に振込先の当社口座取引画面へと戻っていただく必要がございます。戻られなかった場合は、即時に当該当社口座にお振込金額が反映されない場合がございます。
前述のケースを含め、万が一「クイック入金サービス」の処理中にエラーが発生し、入金金額がマイページ残高に即時に反映されなかった場合は、翌・金融機関営業日の午前9時以降、お客様からのご入金が当方にて確認できてからの入金処理となります。

●約款に抵触する行為に関するご注意
方法の如何を問わず(自動売買プログラムやプログラム改変等を含む)、当社が提供する取引システム以外のツール等を使用していると思われる取引は、「外貨ネクストネオ取引約款」第28条第1項の禁止行為に該当します。このような相場急変動を狙って使用し、他のお客様または当社のシステム等に悪影響を及ぼすような行為に対しては、当社の判断により、契約約款等に基づく契約の解除や取引制限を実施する場合がございます。