香港国家安全維持法案が可決した場合における香港ドルの相場変動リスクについて

  • 重要

中国政府による香港を対象とした国家安全維持法案が、今月28〜30日開催予定の全国人民代表大会(全人代)常務委員会にて可決、制定される可能性についての一部報道がなされております。また、もし可決された場合にはそれ以降の当社取扱通貨ペア「香港ドル/円(HKD/JPY)」など香港ドル相場が不安定になるとの観測も持ち出されております。
ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。
また、万が一相場急変が発生した場合には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ拡大傾向となる見通しであり、その際には当社でもやむなくスプレッドを一時的に拡大するとともに、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更させていただく可能性がありますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。

●[参考記事]香港ドルのペッグが崩れる可能性「日本人の知らない香港情勢」 若竹コンサルティング 創業者 戸田 裕大 氏
https://media.gaitame.com/entry/2020/06/23/120703