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…説5:22 日銀会合後のドル/円相場の推移6:17 過去にYCCが拡大した時の影響は1日で収束した6:49 今後のマーケット展望7:59 ドル/円週足 一目均衡表の雲上限など130円台が重要なポイント9:30 2022年のドル/円相場を振り返る10:08 今後1週間は市場の流動性が低下している点に注意 今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込みます。 「マット今井のトレードアイディア」レポートはこちらから 【人気企画のお知らせ】 【インタビュー】
【ドル/円 最新予想】米利上げ、もうドル高の材料にはならず 米消費者物価指数(CPI)とFOMCのポイントをお伝えしておきます。まず、CPIでは、7.1%のプラスと予想を下回り、かつピークからの下落傾向がはっきりしました。FRBの関係者も安心していると思います。 その上で、FOMCでは、0.5%の利上げとなりましたが、来年2月は0.5%か0.25%かは五分五分です。ただ、春先までには利上げが終わるのは確実です。もうドル高の材料にはならなくなってきました。局面が変わったことを肝…
…次 0:00 米CPI解説 予想以上にインフレ鈍化2:30 FOMC解説 0.5%利上げ ターミナルレート5.1%5:20 今後のドル円相場…ドル下げを確信6:45 現在のドル円分析…ジリジリ下落、当面レンジ7:46 メキシコペソ円分析…急落なさそう8:15 まとめ…大きなイベントを経てポジション調整 今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込みます。 「マット今井のトレードアイディア」レポートはこちらから 【人気企画のお知らせ】 【インタビュー】
【ドル/円 最新予想】米雇用統計が良い結果でもドル下落、は今までにない動き。クロス円の下落も続くのでは 先週末、アメリカの雇用統計が発表されました。結果は予想より良かったのですが、市場は、最初こそドル高に反応しましたが、その後失速しドル安値圏で引けました。今までにない動きです。これは、例えアメリカの経済指標の結果が良くても、FOMCでの利上げペース減速は変わらないと市場が考えているからです。今回の反応を見ていて、益々ドル高相場は終わったと確信しています。やはりドル円は130円…
ドル/円が急落しています。きっかけは、パウエルFRB議長の発言です。 彼が言ったことは、早ければ12月のFOMCで利上げペースの減速をする可能性があるというものです。 これに市場が反応しました。十分予想できていたことだと思うのですが、どこかでまだ12月は0.75%の利上げの可能性があると期待をしていたのだと思います。しかし、おそらく0.5%の利上げになると私は思います。 それでもまだ利上げは続くのですから、一気に相場が崩れることはないとは思いますが、ドル/円のロングポジション…
目次 ▼米消費者物価指数(CPI)の結果は衝撃的▼次回12月のFOMCで政策金利の見通しは▼ドル円、ユーロドルの為替予想 米消費者物価指数(CPI)の結果は衝撃的 昨日のCPIは衝撃的な結果でした。と事前予想+8.0%のところ+7.7 %のプラス。長期金利もドルも急落しました。この下げは一時的なものではなく、今年初めからのドル高相場に終焉が訪れた可能性が高いと思います。 次回12月のFOMCで政策金利の見通しは 今回の結果が次回のFOMCでは利上げ幅が縮小することはほぼ確実に…
今週、注目のFOMCが開催されました。ポイントを整理します。利上げは0.75%と市場予想通りで、驚きなしです。声明文では「目標誘導レンジの将来的な引き上げペースを決めるにあたり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」とあり、これは、利上げが物価を抑えるには、少し時間がかかり、後になって効いてくるのでそろそろ一旦利上げを休止して様子を見る可能性があると市場は捉えたようです。更にパウエル議長の会見で…
この1週間でドル高ムードに大きな変化がありました。きっかけはウォール・ストリートジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者が「11月のFOMCでは0.75%の利上げを決め、今後の利上げ幅を議論する見通しだ」「複数の委員がやりすぎるリスク」を意識している」との投稿をしたことです。その後、発表されたアメリカの経済指標が予想を下回るものが続いたため、更に利上げのペース鈍化の可能性を意識するようになり、長期金利も急低下しています。今後の注目は、11月1日、2日に行われる…
昨日、アメリカのCPIが発表されて、年率8.2%のプラスと予想の年率8.1%プラスより高い結果となり、アメリカの金利も上昇、ドル円もとうとう147.66円と32年ぶりの高値となりました。これで、またFRBは利上げのペースを早めなければならなくなりそうです。こうなってくると、ドル円は一体どこまで上がっていくのかが想像できなくなってきました。1990年につけた160円も視野に入ってきたと思います。この流れは為替介入では止めることはできません。ドル円はまだまだ上がるという前提でトレ…
ドル円の介入が先週実施されましたが、これは今後継続的にあるものではなさそうです。1回だけに終わるか、次にドル円が急騰した局面で、モグラ叩きのようにやってくるかのどちらかだと思います。過去の経験から介入の効果は段々小さくなってきます。次に介入があっても下落幅は2-3円程度だと思います。イギリスが大変なことになっています。トラフ新政権が大規模な減税を発表しましたが、これは国債の発行を伴うので、国債市場が暴落、株、ポンドも連れ安でトリプル安になりました。それに対してBOEは緊急に国…
アメリカのCPIが予想より良かったので、ドルが瞬間で急騰しましたが、その後流れは続かず、揉み合いに入っています。実際CPIは予想より少しよかっただけなのに、反応が極端すぎたのではないかと見ています。そのせいで方向感を失ってしまっているのではないでしょうか?日本政府の円安牽制発言が影響していると言う人もいますが、ユーロ/ドルなども揉み合いに入っているので、そうとも言い切れないと思います。ただ、基本はドル高です。ドル/円は142円台が当面の底になると思います。 来週はFOMCと日…
注目されていた先週末の米雇用統計ですが、まちまちの結果でした。失業率は3.7%と予想の3.5%より悪かったのですが、非農業部門就業者数は31.5万人増と予想の30万人増を上回り、±0です。結果を受けて、FX相場は混沌としています。しかし、ここまでドルが上昇してきた中で、サプライズから急落するリスクは1つ回避されたと私は解釈しています。ですから、少しじっくりとドル/円、ユーロ/ドルなどで、ドルロングを持ってみると良いかなと思っています。ただ、ドル円も140円を超えたからと言って…
先週末、ジャクソンホールの会議でFRBのパウエル議長は、今後の利上げに強い姿勢を示しました。例え、利上げで景気が落ち込んだとしても、その代償より、インフレが長引く方が問題であるとの認識です。これは、以前から言っていたことではありますが、改めて強い決意を感じました。また、来年には利下げが始まるのではないかという観測が出ていることに対しても、「歴史的は時期尚早な金融緩和を強く戒めている」と最近、釘を刺しました。こうした強いメッセージを受けて、ドル高が進んでいます。今週は、ドル円1…
ドル/円もユーロ/ドルもドル高方向に抜けてきました。決定的なドル高要因があるわけではないのですが、最近の経済指標への反応が弱い数字への反応が鈍く、逆に強い結果にはドル高方向に反応しやすくなってきていましたので、それだけ、ドル高方向へのマグマが溜まっていたということなのかもしれません。 ドル/円は再び139円台に向かう可能性が出てきました。ユーロ/ドルもパリティ割れが視野に入ってきました。ドル買いで勝負の時です。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 【ユーロ/ドル(E…
円相場全体、激しい上下動をしています。アメリカは利上げのペースを緩めるのではないかという観測が出てドル安となった後、FOMCの複数のメンバーが口を揃えて、まだまだ利上げのペースは緩めませんと強調したので、ドルが買い戻されています。もう1点、急速な利上げによりアメリカの景気が落ち込んでいくのではないかという懸念が広がっていますが、出てくる経済指標はまちまちで、決定打がありません。今はどちらかに決め打ちするのが難しい状況ですので、一連のポジション調整が終わると、しばらくは方向感が…
先週のFOMCでパウエルFRB議長は、いずれ利上げのペースを緩める見込みを示しました。利上げの先が見えてきたという捉え方を市場はしています。また、アメリカのGDPは2期連続でマイナスになっていることもわかりました。かなり状況は変わってきました。これらの状況を受け、ドル/円も今年の高値から7円近く下がってきています。長期金利も低下したままで、ドル高トレンドが終わった可能性を示唆しています。もちろん、今後の経済指標次第ではありますが、6月までの環境とは明らかに変わっています。当面…
本日、ECBの理事会が開催されます。これまでECBの関係者が7月は0.25%だと断言していましたが、ここにきて、0.5%の利上げの可能性があると言う観測が広がっています。どちらになるか注目です。もし、0.25%の利上げに留まった場合は、ユーロは売られ、ユーロドルは再び1.000割れを目指していくのではないかと思います。一方、0.5%になった場合は1-2日程度はユーロは上昇すると思います。しかし、それもどこかで力尽きて、頭打ちになる可能性が高いと思います。ドル円は、当面138円…
ドル/円が膠着状態に入っていますが、徐々に下値が切り上がっています。先日も134円台になると、特に日本勢からのドル買いが殺到していました。アメリカの長期金利も上げ止まり、更なるドル高になる状況ではないのですが、実需や資本のドル買いがドル/円を下から押している状態になっています。何かのきっかけでドル/円が上に抜ける可能性も出てきたと思います。ただ、アメリカの経済指標などが悪くなってくると、そうしたシナリオも崩れます。今日の雇用統計などにも注目しておきましょう。 【ドル/円(US…
パウエルFRB議長が昨日、非常に興味深い発言をしています。FRBの金融政策は行きすぎることは有り得るかという質問に対して、「イエス」とした上で、それよりも大きなリスクはインフレを沈静化するための行動が足りなくなることである、と発言しています。どういう意味かと言いますと、インフレを抑えるために利上げをしすぎて、景気が落ち込んでしまうリスクより、十分に金融引き締めをしないことで、インフレが長期化してしまうことの方が問題であると言っているわけです。つまり、インフレ抑制を最重要視して…
ドル/円はいよいよ136円台に上昇してきました。先週開かれたFOMC後のパウエル議長の発言やスイス中銀の予想外の利上げ、或いは、日銀が少し政策を変更するのではないかという観測などで、ドル円が135円台から131円台まで約4円下落して、投機的な円売りのポジションが解消していたことで、上げる力が溜まっていたということだと思います。日銀の黒田総裁も円安に懸念を示してはいますが、だからといって、金融政策を変更する気は全くないと言っています。紆余曲折はあると思いますが、いよいよ140円…
明日は注目のFOMCですが、0.5%の利上げという見方が大体のコンセンサスだったのですが、先週末に発表されたアメリカのCPI(消費者物価指数)が予想より高かったことで、ひょっとすると0.75%利上げするのではないか?という見方が広がっています。もしそうなったら、ドル高になりそうなものですが、株が崩れてリスクオフの円買いが起きてしまう可能性のあるので、ドル円は簡単には上がらないのではないかと予想しています。ユーロ/ドルやポンド/ドルでのドル買いの方が面白いと思います。 【ドル/…
ドル/円ですが、昨日、とうとう年初来高値の131.35を上に抜けました。直接のきっかけは、アメリカの長期金利がまた上がったことですが、結局、1ヶ月以上調整相場が続いたことで、ポジションがある程度整理され、上げる力が溜まっていたということだと思います。また昨日、日銀の黒田総裁が「円安は問題なし」というニュアンスの発言をしたことも円売りへの安心感を広げたこともあります。聞くところによると、日本の機関投資家もまだドル/円を買い遅れて困っているようです。135円が視野に入って来ました…
ドル円ですが、どこかで下固めした後、また上がり出すと考えていましたが、ようやくその時が来たのではないかと思います。ドル円の日足を見ると、一目均衡表の基準線に近づいて来ました。これは、かなり調整が進んだということを示すと考えています。その他のオシレーター系のチャートも調整が終わった感じの状態になっていました。そんな中で、ロウソク足が、鍋底のような形を形成していましたが、これは、上に抜ける前によく見る形です。チャートの面からも、再び、ドル円の上昇が再開する可能性が高くなってきたと…
予想通りというか、残念ながらというか、金融市場は方向感を失くしています。この状態はまだ続きます。その中ですが、私はそろそろドル円の下値が近づいてきている気がします。125円台から126円台が今回のダラダラと下がってきたドル円相場の下値になってくると考えています。そこから、また上がっていくのかは、アメリカの金融政策次第です。今のままでは、131円はかなり遠いです。6月0.5%の利上げ、7月0.5%の利上げ、年内に更に最大で1%程度の利上げまでは織り込んでいますので、それ以上のも…
為替相場ですが、全く方向感がなくなってしまいました。一言で言って、相場を動かす材料がないからです。日本の金融緩和継続ももう分かりきったことで、相場を動かす力にはなりません。アメリカも利上げのペースがはっきりして、織り込んでしまっています。次に動くためには、今明らかなこと以上の何か変化が必要です。それまでは、どちらにも動けないということです。大相場の後、或いは谷間にはこういうことがよく起きます。次のチャンスが来るまでは、軽めにトレードしておきたいと思います。 【ドル/円(USD…
ある一定のトレンドが出来てから、その後方向感がなくなって上下動をする時を踊り場と言いますが、正にドル/円はそういう状況になっています。今までのドル高円安の流れを作った環境に変化はないのですが、市場がそれを織り込んでしまった感じです。ここからは、また新たな材料が必要になってくると思います。それまでは、128.70ー130.70程度のレンジを想定して押し目を狙って買うのが、いいのではないでしょうか。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USD…
本日の日銀の金融政策決定会合で、「金融市場調節方針を実現するため、10年物国債金利について 0.25%の利回りでの指値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日、実施することとした。」という文言が付け加えられました。これは、明らかにこれまで以上に金融緩和姿勢を明確にしたもので、急激な円安が進んでいます。これで、更なる円安のスタートだと思います。ドル円も130円は通過点でしょう。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USDJPY…
今週IMF総会に合わせて、アメリカでG7,G20そして日米財務相会談が行われました。そこでは、日本から各国に最近の円安について説明したようですが、理解が得られませんでした。鈴木財務大臣のコメントを見ると、「G7で円安のスピードが速いことを説明した」「イエレン米財務長官との2国間会談を行った。」「金融市場動向と円相場について議論した」「(米財務長官に)直近の円安が急激と数字で示した」と全く中身がありません。つまりアメリカからは理解が得られなかったということです。実際、IMFの高…
アメリカはいよいよ利上げのペースが上がってきます。FOMCのメンバーの人が5月は0.5%の利上げ、6月も0.5%利上げの可能性が高い、というニュアンスの発言をしています。アメリカの10年物国債利回りも3%に近づいてきました。 一方、日本はまた、連日指値オペを実施するそうです。これでは円安は止まりません。ただ、ドル/円130円は過去にもドル売りしたレベルですので、ここからは神経戦です。「ファンダメンタルズのドル円買い」VS「当局からの牽制」。 ドル/円は今後、少し上下動しながら…
まず、結論から。円安の流れに変化はないと思いますが、スピードはかなり鈍化するのではないか。 昨日、ドル円が2015年の高値125.86を上に抜け126円台に一時上昇しました。しかし、すぐに反落しています。これは、動きがかなり短期の投機の影響を受けるようになってきているからです。買い切りのドル買いがしっかり出ている時は、余り反落はしません。投機の円売りも かなり目一杯に近づいているのかもしれません。今後、新規の外貨投資の円売りは出てきますが、それはゆっくりと出てくるので、一気に…
先日、ブレイナードFRB理事が5月からでも、かなりの規模の資産縮小をする必要があると、金融引き締めに対して積極的な見方を示しました。この人はどちらかと言うと、引き締めに慎重な人だと言われていましたので、市場もやや驚いて反応しました。その後、前回のFOMCの議事録が出ましたが、0.5%利上げすべきだという意見が多かったなど、利上げに積極的な姿勢が分かりましたが、殆ど反応しませんでした。これを見る限り、5月に0.5%利上げすることはほぼ織り込んでしまったということだと思います。だ…
今週は、激しく乱高下しました。日銀の指値オペに驚いて、みんな一斉に円売りをしましたが、これがやりすぎで、かえって、ポジション調整の円買いをその後誘発してしまいました。動きが急激なほど、反動も大きいということです。また、期末関連のリパトリ(海外から日本に資金を戻す動き)による円買いが29、30日とかなり出て、円高に拍車をかけました。 明日からは新年度です。一般的に言って、新年度になると、今度は新規の外貨投資が始まりますので、少し局面が変わってくる可能性はあります。 【ドル/円(…
本日、日銀が「指値オペ」を実施して、円全面安になっています。では、どうして円安になるのか? 日銀は現在10年もの国債の利回りを0%プラスマイナス0.25%に抑えるという政策をとっています。ここのところの世界的なインフレで日本国債の利回りも0.24%にまで上昇してきています。そこで、日銀は0.25%の利回りでどれだけでも国債を買いますという操作をすることを発表しました。これが「指値オペ」です。無制限に買うということは、利回りを0.25%以上にはしないという日銀の意思表示です。で…
買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…
円全面安の展開が続いています。こんな早いスピードで円安が進むともうそろそろ反転するのでは?と思いたくなりますが、私は、円安はまだまだ続くと思います。弱気になる必要はありません。ウクライナ情勢は泥沼化していますが、相場はあまり反応しなくなってきました。そうなると、やはりアメリカと中心に利上げが加速している一方で日本だけが、金融緩和を続けるというメッセージを出していることに注目が集まります。この状況に変化はないどころか、違いが鮮明になってきているわけですから、円高に向かう材料があ…
ドル円は、予想通り上昇してきましたが、ペースは予想を上回っています。116円台半ばを上に抜けると海外のファンドなどが一斉にドル円を買い上げたことが原因です。少しペースが速すぎる気もしますが、120円が視野に入ってきました。依然、買い方向でいいと思います。 FOMCでは0.25%の利上げが決定されましたが、これは予想通りで影響はあまりありません。しかし、今後アメリカの金利は上がっていくことが確実です。そんな中、欧州などもアメリカと歩調を合わせて金融引き締めをしており、日本だけが…
ドル円ですが、ジリジリと上がってきました。日本の機関投資家がドル円を継続的に買っていることが1つの要因になっているようです。ただ、動きはゆっくりですので、ジリジリと上昇していくイメージです。ポジション調整でユーロが急上昇する局面もありましたが、ウクライナとロシア両国の間に接点はなかなか見つからず、問題はさらに長期化する可能性は益々高くなっています。そのため、基本的に大きな流れは変わらず。特に資源価格が高止まりしているため、それを背景とした豪ドルの堅調さが際立っています。この流…
予想通りというか、残念ながらというか、ウクライナ情勢は泥沼化してきました。ロシアも国際社会から激しい非難を浴びても一歩も引く様子はありません。緊迫化した状態は今後も続く公算が高くなってきました。そういう中で、ウクライナに近い地域であるユーロ圏のユーロが下落傾向がより鮮明になっています。この流れはまだ続くでしょう。中期的にはユーロドルは1.06台を目指す可能性もあると考えています。ドル円は114円台か115円台のレンジから抜け出せない状態になってきていますが、ここから抜け出すの…
とうとう、ロシアのプーチン大統領がウクライナに軍事行動にでました。リスクオフの円高、そして、地理的に近いということで、ユーロ安となり、結果としてユーロ円が一番下落しています。これまでの経験上、こうした事案の影響は長続きしないというのが定番ですが、まだ始まったばかりですので、警戒しながら、慎重に取引をしてください。今は、全面的に円高になっていますが、この動きは長くは続かないでしょう。落ち着いてくれば、元に戻っていくと思います。 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 「…
金融市場はウクライナ情勢一色になってきました。ここ1週間をみていると、軍事侵攻の可能性が高まったという報道と、可能性が低くなっているという報道が交互にでてくる状態が続いています。ロシアも欧米諸国も引くに引けない、しかし、前にも進めないという袋小路に入っているので、こうした状態になっているのだと思います。この状態はまだしばらく続くと思えてきました。FX市場でも、円高、円安と目まぐるしく変わる情勢が続くと考えておいたほうがよさそうです。どちらに方向を決めないで、出てきたニュースに…
ウクライナ情勢が緊迫化してきました。いわゆる地政学リスクというものです。もし、ロシアが本当にウクライナに軍事侵攻をしたら、欧米諸国はウクライナを助けるために軍隊を派遣するでしょう。そうなると衝突は避けられず、各国の株価は下落し、FX市場では円高になります。特に地理的に近いユーロが下落する可能性が高いので、ユーロ円が一番下落する可能性が高いと思います。 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 「為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら 「高機能チャー…
この1週間で、金利と株価の関係に大きな変化が出て来ています。これまでは金利上昇→株価下落→リスクオフからの円高というという展開となっていました。しかし、ここ1週間ほどでこの関係に変化が出てきました。現在は金利上昇→株価上昇→円安に変わってきました。株価が金利上昇に耐えられると市場が冷静に判断してきたということだと思います。ここからですが、ドル高にまた戻るのではないかと思います。株があまり下がらないということであれば、円高になるリスクがかなり軽減されることになります。そうすると…
「ミニジェットコースター相場」まさに、今はこの表現がピッタリなFX市場です。ドル円を例にとってみると、116円から113円50銭まで下落→115円台に上昇→また113円50銭近辺まで下落→115円65銭まで上昇→114円台前半まで下落 これが、ここ1か月の動きです。どうしてこんな動きになっているのか? それはアメリカの金融引き締めが本格化している中で、アメリカの金利上昇からのドル高期待と、金利上昇がもたらす株の下落による円買いというプラスマイナスの見方が交錯しているので、どう…
FOMCが開催されました。今回は政策金利を据え置きましたが、「FF金利の目標レンジを引き上げることがまもなく適切になると予測している」と言っています。これで、3月のFOMCでの利上げはほぼ確実になりました。発表を受けての金融市場の反応ですが、NYダウはやや下落、長期金利は上昇、FX市場は、株価の下落がそれほどでもなかったので、円高にはならず、全体的にドル高になる展開となりました。FOMCの開催前にNYダウ平均株価が1日のうちに急落して、一気に戻すという動きを2日連続でしていた…
世界的に株価が不安定になってきました。その結果、FX市場では株安→リスクオフの懸念→円買いといういつもの連鎖が起きています。ユーロ円のチャートが下に抜けてきています。また、ポンド円のチャートも下に抜けてきました。クロス円は更なる下落のリスクがあります。ドル円はそこまでは落ちないと思いますが、クロス円の売り(円買い)の影響を受けますので、当面買うのは慎重にしたほうがいいかと思います。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】 …
この1週間の動きは、正直に言って私にとっては、予想外の展開となりました。アメリカの消費者物価指数(CPI)も年率で7%と市場予想と同じでしたが、ここでも市場は失望感からドルは売られました。それまでアメリカの金利上昇を期待しする中、ドル円はそれまでの心理的な高値、つまり壁になっていた115円半ばを上に抜けた動きを見て、私自身も含めて多くの市場参加者が、これはドル円の更なる上昇の始まりだと期待をしました。そういう状況の中で、CPIが予想通りの結果となったことに対してがっかりしてし…
FBRは5日、2021年12月14-15日に開催されたFOMCの議事録を発表しました。とても重要なことが色々載っています。FOMCは、インフレと雇用状況が最大のポイントとしていますが、インフレに関してはすでに過熱気味という認識を持っていて、雇用に関しては「現在の改善ペースが続けば、労働市場は急速に最大雇用に近づく」と指摘しています。つまり従来の想定より早い時期に、また早いペースで利上げすることが正当化されるかもしれないとの判断に傾いているようです。全体的にFOMCのメンバーが…
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末に予想したとおり、全体的に円安傾向となり、クロス円も軒並み上昇しています。この傾向は続く可能性が高いとは思っていますが、一気にはいかないでしょう。少し回転売買をしたほうがいいと思います。通貨としては、やはりドル円でのドル買い円売りが一番安心感があります。前回の高値115.50近辺を抜けていくと、ゆっくりですが、118円を目指す展開になる可能性もでてきます。 【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】 【キャンペ…
マネ育チャンネル。FXトレードに役立つ為替レートからFX初心者にうれしいノウハウ記事、そして先輩トレーダーのインタビューなど毎日たくさんの記事を公開しています。 今回はその中でも特に読まれたトップ10の記事をまとめました。 まとめ 公開した記事の全体を集計しましたが、2021年は米ドル円や豪ドル円、トルコリラへの関心が高かったことが伺えました。また、日本の政局と為替相場にも高い関心が寄せられたようです。 これらを踏まえ、今後も読者の個人投資家のみなさんへ有益な情報を発信してい…
クリスマス休暇が終わると、金融市場も本格的に稼働してくる。最も影響が心配されていたオミクロン株についてですが、予想通り、感染力が従来のウイルスに比べて遥かに大きいことが明らかになった。ただ、オミクロン株の感染が最初に広がった南アフリカでは、もうすでに1日に新規感染者が減少傾向にある。また、デルタ株に比べて、重症化リスクが低いこともこれまでの症例から何となく分かってきている。全体が何となく分かってきたため、市場も落ち着いてきた。全体的にみて、やはりドル円の買いに安心感がある。1…