マット今井のトレードアイディア の検索結果:

「ここからのドル高はゆっくりに」マット今井のトレードアイディア 2020年3月24日

今起きている現象について整理をしてみたいと思います。 まず、最初は新型コロナウイルスの影響でリスクオフ、つまりみんなリスクを取らない方向に向かいました。その結果、株が売られ、原油などの商品が売られました。そしてそのお金は比較的安全な債券に向かい、為替市場では円高になりました。 しかし、事態が深刻化するに連れ、変化がでてきました。株や商品が更に売られるところまでは同じでしたが、とにかく企業も投資家も損失が出すぎてしまったため、すべてを現金化する方向に向かい、債券も売られました。…

「ドル円104円台がターゲット」マット今井のトレードアイディア

先週のコラムから1週間が立ちますが、ほぼ予想通りの展開を見せています。日本は、インドなどから渡航制限対象とされ、アメリカからも渡航制限の対象にされそうになっています。ヨーロッパではイタリアだけなく、スウェーデンなどでも広がってきました。アメリカもここに来て、感染者が拡大しています。更に、製造業などでも、部品の調達ができないなど、サプライチェーンが崩れています。僕の知り合いの会社でもそういうケースが多発しています。こういうことを考えると、事態は深刻化を増していると考えるべきだと…

「105円程度までの下落も不思議ではない」マット今井のトレードアイディア

新型肺炎に関して、状況が大きく変化してきました。それを見ながら、私も見方を変えて、リスクオフ相場対応をすることにして、実行しています。 1週間ほど前から、金融市場が反応し始めていますが、これは、中国以外の国に感染が広がったことが原因となっています。中国で感染が拡大しているときは、他の国にとっては、対岸の火事でした。そのときの金融関係者の関心事は、新型肺炎の中国の景気後退がどの程度でそれが世界経済にどの程度影響するのかということでした。 しかし、アジアだけではなく、イタリアを始…

「円高になったところで、押し目買いをすることを心がける」マット今井のトレードアイディア

12月に入り、今年も残すところ1ヶ月を切りました。今年は、BREXITへの思惑でポンドが乱高下する局面こそありましたが、全体的に非常に動きの少ない1年となっています。これは、やはり各国が金融緩和方向に向いていることが原因ではないかと思います。その上で、年末にかけての相場はおそらく今のような状態が続く可能性が極めて高いと考えています。イギリスの総選挙の結果で多少動く可能性はあるかもしれませんが、その他に相場に影響を与えるような材料がありません。各国の金融政策も年内は現状維持の見…

「拍子抜けだったFOMC ドル/円108円台を超えた上昇は見通せず」マット今井のトレードアイディア

18日に開催されたFOMCは、拍子抜けの結果となっています。市場の予想通り0.25%の利下げが決定されましたが、影響なし。 問題は、今後の金融政策がどうなるのかという点でした。しかし、これも「景気を維持するために適切に行動する」というありきたりな内容でした。これでは、市場は反応しようがありません。米中の貿易交渉も中だるみしています。なかなか決めてがありませんので、トレンドは作りにくい。 ただ、米中交渉が好転してきたとの見方からの円安はもう一度終わったと思っています。ドル円も1…