外為トゥデイ の検索結果:

「円高・ドル高の動き」 外為トゥデイ 2019年10月9日号

(1) 独8月鉱工業生産が前月比+0.3%と予想(±0.0%)を上回ると一時ユーロが買われた。 (2) 前日に、米国が中国企業8社を人権侵害の疑いで「ブラックリスト」に掲載した事について、中国外務省が「強く反対」するとした上で、報復措置に「乞うご期待」と表明。これを受けて10-11日の米中閣僚級通商協議の進展期待が薄れると欧州株が下落。円が全面的に強含んだ。 (3) ジョンソン英首相がメルケル独首相に対し、英領北アイルランドが欧州連合(EU)の関税同盟に留まる事をEUが求める…

「米中貿易問題巡り一喜一憂」 外為トゥデイ 2019年10月8日号

(1) 一部報道で、10-11日の米中通商協議を前に「中国は米国との議論の範囲狭める」と伝わると取引開始とともに円高が進行したが、一時的な動きにとどまり、すぐに円が売り戻された。なお、報道によると、劉鶴中国副首相は訪中した要人に対し、中国の産業政策や政府補助金の改革に関するコミットメントを盛り込まない提案を行うと語った模様。 (2) 独8月製造業受注は前月比-0.6%となり、前回(-2.1%)から減少率は鈍ったものの、市場予想(-0.3%)を下回った。 (3) 「中国は、米国…

「米雇用統計終えて関心は米中問題に」 外為トゥデイ 2019年10月7日号

(1) 豪8月小売売上高は前月比+0.4%と予想(+0.5%)を下回る伸びにとどまった。ただ、前月分が上方修正(-0.1%から±0.0%へ)された事もあって豪ドル相場の反応は小さかった。 (2) 米9月雇用統計は、非農業部門雇用者数が13.6万人増と予想(14.5万人増)を下回ったものの、前月分が16.8万人増(速報値:13.0万人増)に上方修正された。失業率は3.5%と予想(3.7%)に反して約50年ぶりの水準に改善。一方、平均時給は前月比±0.0%、前年比+2.9%と予想…

「米雇用統計に注目集まる」 外為トゥデイ 2019年10月4日号

(1) 豪8月貿易収支は59.26億豪ドルの黒字となり、黒字額は予想(61.00億豪ドル)を下回った。 (2) ユーロ圏8月生産者物価指数は前年比-0.8%と予想(-0.4%)を下回り、前月(+0.1%)から大きく低下した。一方、ユーロ圏8月小売売上高は前月比+0.3%と予想通りの伸びとなった。 (3) 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitに関する英・EU合意への不安が和らぎポンドが上昇。ジョンソン英首相が前日提出した離脱協定の最終代替案について、英国内から支持する声が挙…

「ドル/円、"ダブルトップ"が視野に」 外為トゥデイ 2019年10月3日号

(1) 英9月建設業PMIが43.3と予想(45.0)を下回るとポンドが下落。英保守党大会におけるジョンソン首相の演説を控えてポンドは神経質な動きとなった。なお、ジョンソン首相は英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitに関する「最終」協定案を公表し、「英国は何があろうとも10月31日に欧州連合(EU)を離脱する」「合意なき離脱の準備できている」などと述べた。新協定案では北アイルランドに関する「バックストップ(安全策)」条項を削除。独自の税関制度を一時的に導入し、物品がアイルラ…

「ドル/円、107.70円台を維持できるか」 外為トゥデイ 2019年10月02日号

(1) 日銀短観は大企業・製造業の業況判断DIが5となり、前回(6月:7)から低下したものの、市場予想(1)ほどには落ち込まなかった。なお、大企業・製造業の2019年度下半期の想定為替レート(事業計画の前提となる為替レート)は1ドル=108.50円(通期では108.68円)であった。 (2) 豪中銀(RBA)は大方の予想通りに政策金利を1.00%から0.75%に引き下げた。声明で「雇用は力強い成長を続けている」としながらも「労働需要の先行指標は、雇用の伸びが最近の速いペースか…

「ドル/円、10月上昇アノマリー」 外為トゥデイ 2019年10月1日号

(1) 中国9月製造業PMIは49.8と予想(49.6)を上回った。その後、中国9月財新製造業PMIも51.4と予想(50.2)を上回ったが、豪ドルを筆頭に市場の反応は限られた。 (2) 英4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前年比+1.3%に上方修正(速報値:+1.2%)。市場予想(+1.2%)も上回り、ポンドが買われた。 (3) 独9月消費者物価指数・速報値は前月比±0.0%、前年比+1.2%(予想:±0.0%、+1.3%)であった。前年比で予想を下回るとともに前月(…

「中国PMIに注目」 外為トゥデイ 2019年9月30日号

(1) 英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)の中でもタカ派と目されるソーンダース委員が「英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitがスムーズでも利下げが必要になる可能性がある」と発言した事が伝わるとポンド売りが強まった。 (2) 東京市場で1.0904ドル前後まで下落して約2年4カ月ぶり安値を更新したユーロ/ドルに買い戻しが入った他、欧州株高を背景に円が弱含んだ事からユーロ/円が大幅に上昇。この動きがドル/円や他のクロス円にも波及した。 (3) 米8月個人所得は前月比+0…

「ドル/円、方向感出にくい」 外為トゥデイ 2019年9月27日号

(1) 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡り、議会と政府の対立が深まる中、欧州市場でポンド売りが活発化。なお、ジョンソン英首相は「10月31日に欧州連合(EU)から離脱することを確信している」と改めて表明した。ポンドはその後、「バークレー英・EU離脱担当相が明日バルニエEU首席交渉官と会談する」と伝わった事などから買い戻しが入ったが上値は重かった。 (2) 米4-6月期国内総生産(GDP)・確定値は前期比年率+2.0%と予想通りで改定値からの修正はなかった。一方、同…

「英総選挙否決でポンドはどうなる?/中東懸念再燃で円はどうなる?/日銀追加緩和見送りで円はどうなる?」 為替ドリル 9月号

…場は事前に追加緩和を期待していたようです。 ・ ・ ・ では答えです! 答えは買いでした! ポイント 本来、日銀が追加緩和をすると市場は円売りで反応し、ドル/円は上昇するはずですね。 しかし、今回は日銀が緩和を見送ったことにより、市場では「予想よりハト派的ではない!」と失望感が広がって円が買われてしまいました。 日銀は次回以降の追加緩和に含みをもたせたはずですが、緩和期待が強すぎる市場は聞く耳を持たなかったようです。 朝イチの相場チェックに最適!「外為トゥデイ」 外為トゥデイ

「ドル/円、108円台回復なるか」 外為トゥデイ 2019年9月26日号

(1) 日銀の追加緩和観測(マイナス金利深堀り観測)が広がる中、日本5年債利回りが一時-0.40%に低下して過去最低を更新するなど中期ゾーンで金利が低下。中国が米国産豚肉の購入拡大を準備しているとの報道も相まって、対ドルや対豪ドルを中心に円売りが強まった。 (2) ジョンソン英首相による議会閉会措置が「違法」と判断された事によりこの日から英下院が再開。政局の混乱が懸念される中、欧州市場に入るとポンドは下落。なお、ジョンソン首相は米国から帰国後に議会に出席。「政府に不信任案を出…

「米大統領弾劾リスク」 外為トゥデイ 2019年9月25日号

(1) 独9月IFO景況感指数は94.6と、予想(94.5)を僅かに上回り6カ月ぶりに上昇した。一方で、内訳の期待指数は90.8と予想(92.0)を下回り、前回(91.3)から低下した。 (2) 英最高裁は、ジョンソン英首相が決定した議会閉会を「違法」と判断するとともに、可及的速やかに議会を再開するよう求めた。これを受けて10月末に「合意なき欧州連合(EU)離脱=Brexit」が実現する可能性が低下したとの見方が広がりポンドが上昇した。 (3) 豪中銀(RBA)のロウ総裁は講…

「ドル/円、107円台前半にサポート」 外為トゥデイ 2019年9月24日号

(1) 仏9月製造業PMI・速報値が50.3と予想(51.2)を下回ったのに続き、独9月製造業PMI・速報値も41.4と予想(44.0)を下回った。なお、独9月サービス業PMI・速報値も低下したため、独9月総合PMIは49.1となり、約6年半ぶりに好・不況の分岐点である50.0を割り込んだ。これを受けてユーロ売りが活発化。ドル/円や他のクロス円もユーロ/円の下落に連れて軟化した。 (2) 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitに関するEU側の首席交渉官であるバルニエ氏は、ア…

「関心は米中問題へ回帰」 外為トゥデイ 2019年9月20日号

(1) 豪8月雇用統計は新規雇用者数が3.47万人増、失業率は5.3%であった。新規雇用者数は予想(1.50万人)以上の伸びとなったが、内訳で正規雇用が1.55万人減少(非常勤雇用が5.02万人増)していた事が判明。失業率は労働参加率の上昇もあって予想(5.2%)を上回る5.3%に悪化した。これを受けて豪中銀(RBA)の10月利下げ観測が高まると豪ドル売りが強まった。 (2) 日銀が金融政策の現状維持を決定。声明で「海外経済の減速が続き(中略)、より注意が必要な情勢になりつつ…

「ドル/円、日米金融政策を消化へ」 外為トゥデイ 2019年9月19日号

(1) 日本8月貿易収支(通関ベース)は1363億円の赤字となり、赤字額は予想(3654億円)を下回った。 (2) 英8月消費者物価指数は前月比+0.4%、前年比+1.7%と、市場予想(+0.5%、+1.9%)に届かなかった。英8月生産者物価指数も、前月比-0.1%、前年比+1.6%と予想(+0.2%、+1.7%)を下回った。 (3) 米8月住宅着工件数は年率換算136.4万件と、市場予想(125.0万件)を大幅に上回り、同住宅建設許可件数も141.9万件と予想(130.0万…

「FOMC待ち」 外為トゥデイ 2019年9月18日号

(1) 豪中銀(RBA)は9月理事会の議事録を公表。「賃金上昇率の上向きトレンドは勢いを失った模様」とし、「必要に応じて追加緩和を行う」と改めて表明した。なお、同時刻に発表された豪4-6月期住宅価格指数は前期比-0.7%と、市場予想(-1.0%)ほどには低下しなかった。 (2) 独9月ZEW景況感調査(期待指数)は-22.5と、予想(-38.0)ほどには悪化せず、前回(-44.1)から改善した。 (3) 米8月鉱工業生産は前月比+0.6%と予想(+0.2%)を上回った。同設備…

「中東発の地政学的リスク再燃」 外為トゥデイ 2019年9月17日号

(1) 前週末14日にサウジアラビアの石油施設がドローンに攻撃されたことを受けて地政学的リスクが意識されると、週明けに円が大きく買われてドル/円やクロス円が急落した。攻撃についてはイエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を発表しており、トランプ米大統領は「サウジアラビアへの攻撃に対する反撃態勢は整っている」「戦略石油備蓄(SPR)の放出を認める」などと発言した。 (2) 中国8月小売売上高は前年比+7.5%、同8月鉱工業生産は前年比+4.4%と予想(+7.9%、+5.2%…

「ドル/円、堅調推移が続く」 外為トゥデイ 2019年9月13日号

(1) トランプ米大統領は10月1日に発動を予定している対中関税の引き上げを10月15日まで延期するとツイッターで発信。これを受けて米中対立懸念が和らぐと円売りが強まった。 (2) 欧州中銀(ECB)は預金ファシリティ金利を-0.4%から-0.5%へ引き下げた他、11月から月間200億ユーロの債券買い入れを再開するとした。また、長期資金供給オペ(TLTRO3)の条件を緩和し、銀行の超過準備の一部についてマイナス金利を免除する金利階層化システムの導入を決めた。 市場予想を上回る…

「ドル/円はユーロ/円の動きがカギに」 外為トゥデイ 2019年9月12日号

(1) 中国は「9月17日付けで米製品への関税の適用除外リストを発効する」と発表。昨年導入した25%の関税対象から医薬品など16品目を除外した。ただ、大豆や豚肉などの農産品は除外リストには含めず、米国への圧力は維持する格好となった。 (2) 欧州市場に入るとユーロが下落。特段の売り材料は見当たらなかったが、翌日の欧州中銀(ECB)理事会を前に独長期金利が小幅に低下する中、ポジション調整の動きが主導したと見られる。 (3) 米8月生産者物価指数は前月比+0.1%、前年比+1.8…

「米10年債利回り1.7%台回復」外為トゥデイ 2019年9月11日号

(1) トランプ米大統領は、来週にも通商協議で中国側と協議する事を明らかにした。5・10日の仲値公示に向けた円売りの動きも相まってドル/円やクロス円は上昇した。 (2) 豪8月NAB企業景況感は1となり前回(3)から低下。これを受けて豪ドルが下落した。なお、中国8月消費者物価指数は前年比+2.8%と予想(+2.7%)を上回った。また、中国8月生産者物価指数は前年比-0.8%と、予想(-0.9%)ほどには低下しなかった。 (3) 「日銀が9月会合で金融緩和の是非を議論」と一部通…

「ドル/円、レンジ上限を突破」外為トゥデイ 2019年9月10日号

(1)本邦4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+1.3%と、予想通りに速報値(+1.8%)から下方修正された。 (2) 英7月国内総生産(GDP)は前月比+0.3%と予想(+0.1%)を上回った。同様に、英7月鉱工業生産も前月比+0.1%と予想(-0.3%)に反して上昇。これらを受けてポンドが上昇した。なお、英国ではこの日、欧州連合(EU)離脱延期法案(合意なき離脱阻止法案)が成立しており、「合意なき離脱」への懸念が和らいだ事もポンドを支援した。ただ、ジョンソン…

「ドル/円、方向感模索へ」外為トゥデイ 2019年9月9日号

(1) 黒田日銀総裁は新聞紙上のインタビュー記事で「世界経済はさらに下方リスクが高まっている」と警戒感を示した上で、「マイナス金利の深堀りは従来から示している4つのオプションに必ず入っている」と述べて追加緩和の手段としてマイナス金利の深堀りが選択肢である事を認めた。 (2) 中国人民銀行は9月16日から預金準備率を0.5%引き下げると発表。中国の金融緩和で同国の景気後退懸念が和らぐと豪ドルが一時的に上昇した。 (3) 米8月雇用統計の主な結果は、非農業部門雇用者数が13.0万…

「ドル/円、1カ月ぶり107円台」 外為トゥデイ 2019年9月6日号

(1) 米中は、10月前半にワシントンで閣僚級通商協議を開催する事に合意。9月半ばに準備協議を行う他、双方が良好な環境づくりに取り組む事で合意した。これを受けて米中の対立懸念が和らぐと、対豪ドルを中心に円売りが優勢となった。なお、その後に発表された豪7月貿易収支は72.68億豪ドルの黒字となり、黒字額が予想(70.00億豪ドル)を上回った。 (2) 欧州市場に入るとポンドやユーロが上昇。昨日の英議会の決定により、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る「合意なき離脱」へ…

「ドル/円、市場心理改善でも上値重い」 外為トゥデイ 2019年9月5日号

(1) 豪4-6月期国内総生産(GDP)は、前期比+0.5%、前年同期比+1.4%となった。予想通りの伸びとなった事で10月利下げの思惑が後退すると豪ドルが上昇した。その後、中国8月財新サービス業PMIが52.1となり、市場予想(51.7)を上回ると、豪ドルはもうひと伸びした。 (2) 香港紙が「香港行政長官、逃亡犯条例を正式に撤回へ」と報じると、抗議活動デモ鎮静化への期待から円売りが強まった。なお、この日の香港株ハンセン指数は3.9%の大幅高となった。 (3) 米7月貿易収…

「米ISMが50割れ」 外為トゥデイ 2019年9月4日号

(1) 豪中銀(RBA)は予想通りに政策金利を1.00%に据え置いた。声明では「理事会は、労働市場を含む動向を引き続き監視し、『必要に応じて』金融政策をさらに緩和し、経済の持続的成長と長期的なインフレ目標の達成を支援する」として、これまでのスタンスを踏襲。10月の追加利下げを示す直接的な手掛りがなかったとの見方から豪ドルに買い戻しが入った。なお、豪ドルはこれ以前に発表された豪7月小売売上高が前月比-0.1%と予想(+0.2%)に反して減少した事で売られていた。 (2) 英与党…

「米中協議が日程調整で難航」 外為トゥデイ 2019年9月3日号

(1) 前日1日に米中が相互に関税を発動。米国は中国製品1100億ドル相当に15%の関税を賦課した一方、中国は米国産の農産物を中心に5-10%の追加関税を適用した(総額750億ドル相当の米製品を対象に2段階で実施)。これを受けてオープンと同時に円買いが入ったが、関税発動は想定内との見方から、円は早々に売り戻された。 (2) 中国8月財新製造業PMIは50.4と予想(49.8)を上回り、3カ月ぶりに分岐点の50.0を上回った。これを好感して豪ドルに一時買いが入った。 (3) 欧…

「米中が相互に関税を発動」 外為トゥデイ 2019年9月2日号

(1) 独7月小売売上高が前月比-2.2%と予想(-1.3%)を下回ると、ユーロが弱含んだ。 (2) ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)・速報値は予想通りの前年比+1.0%であった。なお、ユーロ圏7月失業率も予想通りに7.5%となった。 (3) 米7月個人所得は前月比+0.1%と予想(+0.3%)を下回った一方、同個人消費支出(PCE)は前月比+0.6%と予想(+0.5%)以上の伸びとなった。なお、米7月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+1.4%、PCEコアデフレー…

「米中の対立緩和期待が浮上」 外為トゥデイ 2019年8月30日号

(1) 中国商務省は「米中は9月の訪米に関して協議している」などと発表。その上で米国の関税引き上げに報復しない方針を示唆した。これを受けて米中貿易戦争激化への懸念が和らぎ、対豪ドルを中心に円売りが強まった。 (2) 独8月消費者物価指数・速報値は前月比-0.2%、前年比+1.4%と、いずれも予想(-0.1%、+1.5%)を下回った。 (3) 米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+2.0%と速報値(+2.1%)から、予想通りに下方修正された。内訳では、輸出が-5…

「米利下げでドルはどうなる?/人民元安容認で円はどうなる?/独仏長期金利低下でユーロはどうなる?」 為替ドリル 8月号

…葉を下の囲みから選んでください。 ヒント:ユーロ圏主要国の独仏国債は米国債と同じく安全資産とみられており、その性質も似ています。 ・ ・ ・ では答えです! 答えは①売り/②下げでした! ポイント 米長期金利と同様、ユーロ圏の主要(独仏)長期金利の利回りにも為替相場は影響されます。 通常は独仏債利回り上昇→ユーロ買い、低下→ユーロ売りで反応しますが、ユーロ圏の情勢変化などによって逆相関や連動しないこともあるので注意! 朝イチの相場チェックに最適!「外為トゥデイ」 外為トゥデイ

「ドル/円、106円台は重い」 外為トゥデイ 2019年8月29日号

(1) 英BBCの政治エディターが「女王陛下は早ければ本日中に議会休会の要請を(政府から)受ける可能性がある」とツイート。「合意なき離脱」阻止に向けた議会の動きを封じ込める狙いと見られ、市場はポンド売りで反応。その後、ジョンソン英首相は9月9日の週から10月14日まで議会を休会にする事を模索中だと明らかにした。さらにその後、エリザベス女王は議会休会を承認したと伝えられた。 (2) イタリアの政局を巡り、与党左派「五つ星運動」と野党中道左派・民主党(PD)は連立政権の樹立に向け…

「ドル/円、106円台を維持できず」 外為トゥデイ 2019年8月28日号

(1) 前日の海外市場の楽観ムードを引き継いでアジア株は軒並み上昇したが円売りは劣勢。ドル/円は、月末接近による本邦輸出企業のドル売り観測や、時間外取引の米長期金利の低下が重しとなった。 (2) 独4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は、予想通りに速報値と同じ前期比-0.1%であった。 (3) 中国外務省は「米中の電話協議の話は聞いていない」と表明し、前日のトランプ米大統領の発言を改めて否定。なお、中国共産党機関紙の人民日報は「米国は中国の報復する能力と決意を見誤るべきでは…

「ドル/円、106円台を回復」 外為トゥデイ 2019年8月27日号

(1) 前週末の米中による関税引き上げの応酬を受けて週明けのオセアニア市場は円買い優勢でスタート。トルコリラ/円の10%を超える急落の余波もあってドル/円が104.44円前後まで一時下落した他、豪ドル/円が70円台を割り込むなど、クロス円も軒並み下落した。 (2) 中国の劉鶴副首相は、米国との貿易戦争について「エスカレートさせることに断固反対する。中国にも米国にも全世界にも不利だ」と述べた上で「冷静な態度で交渉と協力で問題を解決したい」と語り、米国に協議再開を呼びかけた。 (…

「米中貿易戦争がエスカレート」 外為トゥデイ 2019年8月26日号

(1) 日本7月消費者物価指数(除生鮮食)は前年比+0.6%と予想通りの低い伸びであった。 (2) 中国は米国からの輸入品に対する関税の発動を発表。米国による対中関税第4弾への報復措置として、750億ドル相当の米国製品に5-10%の追加関税を9月1日と12月15日の2段階で発動すると発表した。これを受けてドル/円やクロス円が下落した。 (3) パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米ワイオミング州ジャクソンホールで講演。議長は「米経済は良好」との認識を示しながらも、「著…

「いよいよジャクソンホール」 外為トゥデイ 2019年8月23日号

(1) 仏8月製造業PMI・速報値が51.0と予想(49.5)を上回ったのに続き、独8月製造業PMI・速報値も43.6と予想(43.0)を上回った。これらを受けてユーロに買いが入った。なお、ユーロ圏8月製造業PMI・速報値は47.0であった(予想:46.2)。 (2) 韓国政府は日本との軍事情報包括保護協定「GSOMIA」を破棄すると発表。両国の対立が鮮明化する中でも協定は延長されるとの見方が多かっただけに、市場は意表を突かれた形となり、リスク回避の円買いが一時強まった。 (…

「ドル/円、2日がかりの“往って来い”」 外為トゥデイ 2019年8月22日号

(1) トランプ米大統領はツイッターで、改めて米連邦準備制度理事会(FRB)を批判した。「我々が抱える唯一の問題はパウエル氏とFRBだ」「彼が正しい事をすれば米国は大きく成長する。大幅利下げだ。だが、彼を当てにしてはいけない」「我々は金利の低い国と競い合っている。金利は彼らより低くあるべきだ。昨日はドルが史上最高値を記録した。インフレは起きていない。FRBよ目を覚ませ」などとツイートした。 (2) 仏政府関係者が「英国の合意なき離脱は今や中心シナリオ」と発言した事が伝わるとポ…

「ドル/円、ジャクソン・ホール待ちに」 外為トゥデイ 2019年8月21日号

(1) 豪中銀(RBA)は8月理事会の議事録を公表。「必要であれば追加緩和も検討する」「低金利が長期に渡って続くと予想することは妥当」「非伝統的な金融政策を導入した先進国の事例を検討した」などとした。目新しい内容ではなかった事で、RBAは追加利下げを急いでいないと受け止められ、豪ドルに買戻しが入った。 (2) 欧州市場に入るとポンド売りが活発化。前日にジョンソン英首相が欧州連合(EU)のトゥスク大統領に宛てた書簡について欧州委員会は、アイルランド国境を巡るバックストップ(安全…

「ドル/円、107円の抵抗を突破できるか」 外為トゥデイ 2019年8月20日号

(1) 日本7月貿易収支(通関ベース)は2496億円の赤字となり、赤字額は予想(1945億円)を上回った。なお、米中貿易摩擦が長期化する中、日本の対中輸出は前年比-9.3%減少した。 (2) 欧州市場に入り、ポンド売りが活発化。前週末に英紙が、「合意なき離脱」となった場合に英国で食料や医薬品が不足する事態に陥るとの政府資料を掲載した事などが不安視された。また、ジョンソン英首相は19日、欧州連合(EU)のトゥスク大統領に書簡を送り、現行の離脱協定案からアイルランド国境問題のバッ…

「ファーウェイ問題に関心」 外為トゥデイ 2019年8月19日号

(1) 欧州株が堅調に推移する中、円売りがやや優勢となった。中国国家発展改革委員会(NDRC)が、戸籍制度の改革などで、内需刺激に向けて2019年と20年の可処分所得を引き上げる対策を打ち出すと発表した事などで市場心理が改善した模様。 (2) 米7月住宅着工件数は年率換算119.1万件と市場予想(125.6万件)を下回った。一方、同建設許可件数は年率換算133.6万件と市場予想(127.0万件)を上回った。 (3) 米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は92.1と予想(9…

「ドル/円、乱高下が続く」 外為トゥデイ 2019年8月16日号

(1) 豪7月雇用統計は、新規雇用者数が4.11万人増と予想(1.40万人増)を上回る好結果となった。失業率は予想通りの5.2%であったが、労働力人口に占める働く意欲を持つ人の割合を示す労働参加率は66.1%に上昇した(前回:+66.0%)。新規雇用者数の内訳で正規雇用者が大幅に増えていた事もあって、雇用統計発表後に豪ドルが上昇した。 (2) 明確な理由が見当たらない中でドル/円が106.76円前後まで急伸。連れてクロス円も急上昇した。ドル/円に、ストップロスの発動を狙った仕…

「ドル/円、再び105円台へ反落」 外為トゥデイ 2019年8月15日号

(1) 中国が人民元相場の対ドル基準値を1ドル=7.0312元と、10営業日ぶりに前日より元高水準に設定。元安誘導を批判する米国との摩擦に対する警戒感が緩み、豪ドルが一時上昇した。 (2) 中国7月鉱工業生産は前年比+4.8%、同小売売上高は前年比+7.6%といずれも市場予想(+6.0%、+8.6%)を下回った。なお、7月鉱工業生産は2002年2月以来の低い伸びとなった。 (3) 独4-6月期国内総生産(GDP)は前期比-0.1%と予想通りに前期(+0.4%)から鈍化してマイ…

「ドル/円、中国動向を注視」 外為トゥデイ 2019年8月14日号

(1) 英7月失業率は3.2%、同失業保険申請件数は2.80万件であった(前回:3.2%、3.14万件)。また、4-6月失業率(ILO方式)は3.9%となり(前回:3.8%、予想3.8%)、4-6月週平均賃金は前年比+3.7%(前回: +3.5%、予想:+3.7%)であった。 (2) 独8月ZEW景況感調査は-13.5と、2010年5月以来の低水準となり、市場予想(-6.3)も下回った。また同期待指数も-44.1と市場予想(-28.0)を下回り、2011年12月以来の水準に低…

「ドル/円、105円割れを警戒」 外為トゥデイ 2019年8月13日号

(1) 中国人民銀行は、人民元相場の対ドル基準値を1ドル=7.0211元に設定。前日終値(7.0615元)よりも元高水準であり、予想ほど元安水準ではなかった事から豪ドルが一時上昇した。 (2) イタリアの政局不安などを背景に欧州市場に入るとユーロ売りが活発化。欧州株の下落を受けて円が買われた動きも相まってユーロ/円は2017年4月以来の117.50円台まで下値を切り下げた。 (3) ドル/円が、1月3日以来の安値となる105.05円前後まで下落。欧州株や米国株先物が下落する中…

「ゴトウさんも注目!?5・10日(ゴトー日)ってなんなのさ」 まんが!週刊FX 2019年7月25日号

…ながら作成している『外為トゥデイ』 でも、5・10日や仲値に注目することがあるのだ! そのほか、昨日の為替相場の流れや、その日の注目ポイントなんかもまとめているので、見てみることをおススメするのだ! アツーい!! 早速チェックだー! アツいのだー!! これからもどんどんレベルアップしちゃうのだ! 神田上席研究員(外為どっとコム総研)からひとこと! ちなみに、巨人の打撃兼外野守備コーチは「後藤さん」です。 (外為どっとコム総研 取締役調査部長 上席研究員 神田卓也) 「外為どっ…

実はできるんです。チャートのデザイン変更 外貨ネクストネオの知られざる便利機能

…も参照できて便利 「外為トゥデイ」風チャート 「外為トゥデイ」は外為どっとコム総研が2009年から発行しているレポートです。 外為トゥデイ ※原則毎営業日配信 前日の主な政治・経済イベントや値動きを簡潔にわかりやすく伝えるデイリーレポートです。 チャート上の吹き出しと出来事を記した記事がリンクしているので、どの要素がどの通貨ペアに影響しているのかを把握しやすくなっています。 その日の見通しや想定レートも掲載しているので、トレードにも即活用できる実用性も備えています。 こちらで…