
東証プライムの売買代金は概算で4兆2600億円。業種別ではその他製品、保険、非鉄金属などが上昇した一方、電気・ガス、食料品、水産・農林などが下落した。初値をつけた前日にストップ高となったミライロが、きょうも買いを集めて連日のストップ高。半面、初値をつけた前日に安値引けとなったビジュアル・プロセッシング・ジャパンが9.8%と急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1212/値下がり361。任天堂が商いを伴って5%を超える上昇。DeNAやソニーGなども強く、ゲーム関連の動きが良かった。日経新聞でCFOのインタビュー記事が報じられた三菱電機が3.5%高。業績修正を材料にゴールドウインや駅探が急伸した。業種では住友鉱山や三井金属など非鉄株に強く買われるものが多かった。
一方、三菱重工が2.7%安と大きめの下落。ほか主力どころでは三菱UFJ、リクルート、ホンダなどが弱かった。ディフェンシブ系のセクターが敬遠されており、東電HDなど電力株が軒並み安。ガス株は上昇銘柄が多かった中、東京ガスは自己株取得や増配が好感されず2%台の下落となった。
日経平均は続伸。寄った後にいったん急失速したが、ここ数日に比べると後場の動きが良く、終値(38027円)では節目の38000円を上回った。ローソク足では陰線を形成しており、高値圏では終えられなかったが、小動きの米国株を受けても大幅高スタートとなったことと併せて、売りづらさが印象づけられた1日となった。
あすは3月の権利付き最終日。落ち分が300円程度あるとみられており、金曜28日は理論的には水準が切り下がることになる。きょうの終値(38027円)のほぼ300円下に25日線(37735円、26日時点)が位置しており、大崩れしなければ権利落ち後も25日線がサポートとして機能しそうな状況になってきた。不安定な地合いはもう少し続きそうではあるが、あすは38000円より上をキープできるかに注目したい。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ