
日経平均は続落。休場前の19日同様、前場は強く後場は失速した。一方、TOPIXはきょうで7日続伸。大型ハイテク株の動きがさえない一方、日本株全体でみると、日々どこかは強く買われている。半導体株の存在感が低下しており、売買代金上位の常連であったレーザーテックは、きょうはトップ20に入るのがやっとだった。今後は米国でエヌビディア株が大きく動いたとしても、日経平均への影響は小さくなってくるかもしれない。目先はグロース株を脇に置いて、バリュー株の中で買える銘柄探しの動きが活発になってくるだろう。
【来週の見通し】
方向感に欠ける展開か。木曜27日が権利付き最終日。日経平均は3月前半に大きく崩れたところから持ち直しており、権利取りの駆け込み買いは入りやすい。また、権利落ち後も配当再投資期待の買いなどが相場を下支えすると思われる。一方、4月が迫ってくることで、トランプ政権の関税に関するニュースフローには神経質となるだろう。米国では経済指標の発表が多く、米国の長期金利やドル円の振れ幅は大きくなる可能性がある。楽観にも悲観にも傾きづらく、押し目買いと戻り売りがせめぎ合う状態が続くと予想する。
【今週を振り返る】
堅調となった。下げ基調が続いていた米国株が切り返してきたことを好感して、日経平均は17日、18日と連日で3桁の上昇。18日には38000円を上回る場面もあり、下値不安が大きく後退した。日銀金融政策決定会合の結果は、大方の予想通り現状維持。結果を消化する19日は、前場では3桁の上昇となっていたが、結果を確認した後場にはマイナス圏に沈んで安値引けとなるなど、不安定な動きとなった。FOMCの結果も大方の予想通り政策金利は据え置き。休場明けの21日は強く買われる場面もあったが、連日で後場に失速して続落した。前半の上昇が貢献して、週間では大きく水準を切り上げた。日経平均は週間では約623円の上昇。週足では2週連続で陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、日銀金融政策決定会合の議事要旨(1/23~24開催分)、2月百貨店売上高(3/25)、2月企業向けサービス価格指数(3/26)、40年国債入札、配当・優待権利付き最終売買日(3/27)、日銀金融政策決定会合の主な意見(3/18~19開催分)、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)(3/28)などがある。
海外の経済指標の発表やイベントでは、米3月製造業購買担当者景気指数(PMI)(3/24)、独3月Ifo景況感指数、米2月新築住宅販売件数、米3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米2年国債入札(3/25)、米2月耐久財受注、米5年国債入札(3/26)、米10-12月期GDP改定値、米2月NAR仮契約住宅販売指数、米7年国債入札(3/27)、米2月個人所得、米2月個人消費支出(PCE)、米2月個人消費支出(PCEデフレーター)(3/28)などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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