来週のドル円関連重要イベント
2月24日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
2/25(火):
【アメリカ】12月ケース・シラー米住宅価格指数
【アメリカ】2月リッチモンド連銀製造業指数
【アメリカ】2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
2/26(水):
【アメリカ】1月新築住宅販売件数
2/27(木):
【アメリカ】10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
【アメリカ】10-12月期四半期GDP個人消費・改定値
【アメリカ】10-12月期四半期コアPCE・改定値
【アメリカ】1月耐久財受注
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】1月住宅販売保留指数
2/28(金):
【日本】2月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
【日本】1月鉱工業生産・速報値
【アメリカ】1月個人所得
【アメリカ】1月個人消費支出(PCE)
【アメリカ】2月シカゴ購買部協会景気指数
特に注目度が高いのは26日(水)の米1月新築住宅販売件数、27日(木)の米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)、28日(金)の米1月個人消費支出(PCE)です。
26日(水)には米1月新築住宅販売件数が発表されます。米新築住宅販売件数は全米の新築住宅の販売件数や販売価格などについて調査した指標です。新築住宅の販売は家具や家電といった他の消費への波及効果が大きいことから、アメリカの景気の動向を見通す先行指標として注目されます。
27日(木)には米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)が発表されます。GDPはその国の経済活動の規模を示す重要指標です。アメリカのGDPは速報値、改定値、確定値と3回発表されます。最も注目されるのは速報値ですが、その一ヶ月後に発表される改定値も速報値との差が大きければ相場変動につながることがあるため注意が必要です。
28日(金)には米1月個人消費支出(PCE)が発表されます。米個人消費支出(PCE)はアメリカの個人による消費支出の金額を集計した指標です。アメリカではGDPの大部分を個人消費支出が占めるため、米経済の動向を見極める上で重視されます。特に価格変動の大きい食品とエネルギーを除いたPCEコア・デフレーターは重要なインフレ指標として、FRBの金融政策を見通す上でも注目されます。
今週、ドル円は日銀の早期追加利上げ観測を背景に一時150円を割り込んで下落しました。日本の10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)が予想を上回ったことや日銀の高田審議委員が「今後さらなる利上げが必要」との考えを示したことで円買いが強まりましたが、その後植田日銀総裁が「引き続き緩和的な金融環境を維持する」と発言したことで反発する場面もあり、神経質な動きとなりました。
日銀の利上げ観測や米関税政策、ウクライナ情勢などをめぐって見通しが不透明な中、来週も円高トレンドが続くかどうか、重要イベントを受けての動きを慎重に見極めたいとの思惑が広がっています。
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