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ドル円、お正月の円急落急騰リスクは?フラッシュクラッシュの可能性(年始のFX予想)2024/12/30 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

【現状分析】
ドル円相場は158円付近で高止まり状態
158円付近に売り注文が集中している
明確に158円を突破できなかった理由として、クリスマス休暇による流動性低下が考えられる

【今後の見通し】
年内の本格的な動きは限定的
1月2日から海外勢が本格的に取引を再開
基本的にドル高円安の流れが継続する可能性が高い
158円突破後は160円を目指す展開も

【注意点】
フラッシュクラッシュのリスク
2019年1月3日の事例:数分で4円急落
年始は流動性が低く、大きな値動きが起こりやすい

円買い介入の可能性
現在の円安水準は依然として高い
過去の介入は157-161円レンジで実施
流動性の低い時期は少額でも大きな影響が出る

【結論】
現在のドル円相場は158円付近で高止まりしており、基本的にはドル高円安の流れが継続すると予想されます。158円突破後は160円を目指す展開が想定されますが、特に年末年始は以下の2点に注意が必要です。
1つ目は、流動性の低下によるフラッシュクラッシュのリスクです。過去には2019年1月3日に数分で4円の急落が発生した事例があります。
2つ目は、円買い介入の可能性です。現在の円安水準は依然として高く、特に流動性の低い時期は少額の介入でも大きな影響が出る可能性があります。
トレードの基本スタンスとしては買い目線を維持しつつ、158円の終値突破を重要なポイントとして注視し、介入リスクを意識しながらの取引が推奨されます。本格的な相場の動きは1月2日以降、海外勢の取引再開を待つ必要がありそうです。

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『最新のドル/円相場を解説』

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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