【S&P500】上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態。
直近の日足は、前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、前日の陰線を包む形で寄り付きを安値圏とする大陽線で終えています。この陽線が5,830-40の下値抵抗にも跳ね返されており、短時間では一旦底打ちした可能性が生じています。5,830を割り込んで終えない限り下値余地が拡がり難くなっていますが、一方で短期トレンドの変化はまだ認められず、6,000-10，6,020-30に強い抵抗が控えており、これらを上抜けて終えるまでは下値リスクが軽減されません。また、6,050-60の抵抗を上抜けて終えるまでは強気の流れに変化せず、下値リスクを残した状態です。また、5,830以下で終えた場合は立ち上げの可能性を打ち消して、再び下値リスクが高くなります。この場合は5,720～5,750ゾーンにある強い抵抗をトライする動きへ。上値抵抗は､5,970-80，6,000-10，6,020-30に、下値抵抗は5,900-10，5,870-80，5,840-50，5,810-20にあります。中期トレンドは5,600を割り込んで越週しない限り、大きく変化しません。
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