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日銀への思惑で荒く振幅、オーダーは154円後半に売りが目立つ程度
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は振幅の荒い展開。植田日銀総裁の講演を前に、利上げに対して前向きな発言を期待した投資家からの円買いが強まり、ドル/円は153.830円まで下落した。しかし、植田総裁は毎会合の決定でデータや情報を点検し、適切な対応行う」との従来からの発言に留めたため、期待剥落からドル/円は155.144円まで反発した。ただ、その後は米10年債利回りの頭打ち感もあって、ドル/円は154円半ばレベルへ押し戻されるなど、荒い値動きとなった。
現状のレベルの上側の154.850円、154.900円、155.000円に売りが観測されるほか、154.600円、154.800円にストップ買いが散見される。一方、下側の154.300円に買いが見られる。
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