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「FX初心者を悩ませるファンダとテクニカルどっちが大事問題について私が答えます」井上義教氏が解説、ファンダとテクニカル分析の使い方(2024/11/15) FX/為替 #外為ドキッ

 

FX初心者を悩ませるファンダとテクニカルどっちが大事問題について私が答えます

動画配信期間:2024/11/15~

動画の概要

10年以上にわたり為替・債券・金利等のディーリング業務に従事し、チーフディーラーとして活躍された経験を持つプロトレーダー、井上義教氏が登壇!
あなたのテクニカル分析力を磨く方法・高めるコツをプロが解説。
井上氏が実際に使っているテクニカル分析をベースに、どのように相場を捉え、トレード戦略を練るのか、余すことなく伝授いたします。
テクニカル分析のレベルアップを目指している方は必見です。

動画の内容まとめ

FXの取引において、ファンダメンタルズとテクニカルを分離して考えることはしません。ファンダメンタルズは「関所」として捉え、テクニカル分析を主体に見ています。例えば、米雇用統計などの重要指標の発表前には、ファンダメンタルズの重要性が高まりますが、これは分析のためではなく、リスク管理の観点からポジションをスクエアにする判断材料(理由)として使用しています。
チャート分析では、日足を特に重視しています。短期トレーダーの売買を排除し、長期の実需が反映される日足こそが、本質的な相場の動きを示すと考えているからです。具体的には、短期(5日)、中期(20日)、長期(75日)の移動平均線を使用し、特にMACDのゼロライン上下でのクロスには注目しています。トレンドが形成されると、テクニカル分析の重要性がさらに増します。
現在の市場を見ると、ドル円が最も強い上昇トレンドを示しています。対照的に、ユーロ円はやや弱く、ユーロドルは明確な下落トレンドにあります。ポンド円は中程度の強さ、オージー円(豪ドル円)は方向感に乏しい状況です。こういった状況では、弱いものを応援するのではなく、強いものに乗る―つまり、現状ではドル円の買いを選択するべきでしょう。
私のトレード手法では、「下がったから買う、上がったから売る」という単純な発想は避けています。むしろ、相場の強弱を見極め、強いものを買い、弱いものを売るアプローチを取ります。利益確定についても、固定的な目標は持たず、逆指値注文を活用して柔軟に対応しています。実際、私の取引の約8割は逆指値注文での決済となっています。
私自身の経験から、デイトレードよりも中長期のポジション運営の方が自分に合っていると感じています。ポジションは最長で3年間保有したこともあります。トレンドは予想以上に長く続くことがあり、早めに利確してしまうと、その後の値動きに乗れなくなってしまうためです。
現在の市場環境では、年末に向けて日銀の政策動向や2025年1月のトランプ氏米大統領就任、中国経済の不安定さなど、様々なリスク要因が存在します。REITの利回り上昇など、不安定要素も見られますが、これは逆に相場が大きく動くチャンスでもあります。様々なシナリオを想定しながら、大きな相場の動きを捉える準備をしておくことが重要だと考えています。

 
井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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