【日経平均】上下の抵抗を抜けきれない状態。上値余地を探る動きが先行か。
直近の日足は、値幅のやや大きい陰線引けとなり、単体では下値リスクのやや高いものですが、38,400～38,500円の下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残しています。一方で上値も39,800～39,900円の上値抵抗にぶつかって反落した流れにあり、反発余地が限られ易く、下値リスクがやや高い状態にあります。買いも慎重に。本日の東京市場では海外市場で小反発した流れを受けて上値余地を探る動きが期待出来ますが、39,300～39,400円に強い上値抵抗が出来ており、これを上抜けるほどの上昇にも繋がり難いと見られます。また、38,400～38,500円の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、38,000円を割り込んで終えた場合は“弱気”に変化します。上値抵抗は、39,300～39,400円、39,600～39,700円、39,800～39,900円、40,050～40,150円に、下値抵抗は38,600～38,700円、38,400～38,500円、38,200～38,300円にあります。値動きの収縮が認められることや、短・中期的な移動平均線が収束しており、一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。40,050～40,150円を上抜けて終えれば一段の上昇へ。38,000円を割り込んで終えた場合は37,000円方向への新たな下落リスクが生じます。
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