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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-寄り付きから下落幅拡大、一時は11/6の陽線安値を下回る

日経平均株価は大幅続落。小幅安の寄り付きから、後場にかけて下げ幅を拡大する展開となった。一時は11/6に形成した陽線の安値(38662円)を下回る場面があり、終値ベースで25日移動平均線(38964円 11/13)や一目均衡表の転換線(38915円 同)を下回った。

 RSI(9日)は前日の56.8%→42.5%(11/13)へ低下。25日移動平均線がやや下向きに変わり始めており、上値を抑える要因になる。10/15高値(40257円)を起点に10/30高値(39417円)を通る右下がりのライン付近まで下げており、節目として反発を意識できるかがあすの焦点となる。

 一方、一目均衡表の雲上限(38139円 同)まで下げる余地が生じた。例えそのケースでも、11/1安値(37946円)を前に再び反発に転じることができれば値崩れ感は生じないが、5日移動平均線(39302円 同)や25日移動平均線の下向き角度が強くなることが調整が長引く要因となる。

 依然として10月からのもみ合いの範ちゅうであり、当面は10/16の下げで開けたマド埋め(39910円)を通過点に4万円突破へ勢いづくかが焦点となる。8月安値(31156円)を起点とした上昇局面では高値圏を保っており、一段高となる前の揺り戻しと判断したい。

 上値メドは、10日移動平均線(39088円 同)や心理的節目の39500円、10/15高値(40257円)や心理的節目の40500円などがある。下値メドは、75日移動平均線(37892円 同)、10/2安値(37651円)、9/12高値(36902円)、9/17安値(35828円)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ