豪ドル/円今日の見通し「注目の米大統領選！トランプ氏優勢は豪ドル売り材料」2024/11/6

読む前にチェック！
最新FX為替情報

CFD銘柄を追加！

チャートを表示する

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆：外為どっとコム総合研究所　中村　勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は続伸。終値は前営業日比+0.52ドルの1バレル=71.99ドル（11月5日）。

＜WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら＞

・11月5日に豪準備銀行（RBA）は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。声明は「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性」など、前回会合から大きな変化はなかった。

・10月31日に発表された豪9月小売売上高は前月比+0.1%と市場予想（+0.3%）を下回った。

・10月30日に発表された豪7-9月期消費物価指数（CPI）は前年比+2.8%（予想：+2.9%、前四半期：+3.8%）、同時に発表された豪9月CPIは前年比+2.1%（予想：+2.3%、前月：+2.7%）となり、いずれも予想以上の鈍化となった。

・10月17日発表の豪9月雇用統計は、雇用者数が6.41万人の増加と市場予想（2.50万人増）を上回った。また失業率と労働参加率はそれぞれ4.1％、67.2%となった。失業率は上方修正された前月から横ばい、労働参加率は過去最高だった。

今日の豪ドル(AUD)トレード　メインシナリオ

注目の米大統領選！トランプ氏優勢は豪ドル売り材料

本日は米大統領選の結果に注目が集まっている。一部激戦州の結果が日本時間午前10時頃から徐々に判明する見通しとなっており、米ドルを中心に為替相場は大きく動く可能性がある。特に共和党のトランプ候補が優勢に進んだ場合に警戒したい。トランプ氏は関税の強化など、中国に対して強硬策を採るとみられている。豪州は中国と交易関係が強く、トランプ氏優勢は豪ドルにとってネガティブ材料を連想させることになる。他方で、今回の大統領選は歴史的にみる大接戦ともいわれており、最終的な結果が判明するまで数日を要する可能性もある。投票日前の時点で全米平均の世論調査ではトランプ氏、ハリス氏がほぼ互角だったことから、どちらの勝利にもバイアスを置かずに優劣をしっかり見極めて取引に臨みたい。

豪ドル/円最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

米大統領選結果

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは雨。7時に豪ドル/円のストキャスティクス、豪ドル/米ドルのボリンジャーバンドとRSIでシグナルが点灯

【情報提供：外為どっとコム】

＜「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」詳細はこちら＞

※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
※また、高機能チャート（パソコン版）/（スマホ版）では「取引分析」を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です（「外為注文情報」）。
※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。