日経平均株価は大幅続落。マドを開けた弱気のスタートから下げ幅を広げる展開となった。後場は引け間際に一段安となり、38000円を割り込む場面もあった。
RSI(9日)は前日の51.8%→37.8%(11/1)へ低下。週初(10/28)に形成した長い陽線の下方まで押し戻され、週間ベースでは上に往ってこいの動きとなった。75日移動平均線(37977円 11/1)まで下げており、同線を意識して早々に強めの反発がみられるかが焦点となる。現時点では、直近3日間続いた陽線の反動安、10月からのもみ合いの範ちゅうであるが、終値ベースで10/2安値(37808円)を下回ると37000円どころまで調整が長引く可能性が高まる。
上値メドは、10日移動平均線(38545円 同)、10/31安値(38832円)、心理的節目の39000円や39500円、10/15安値(39910円)などがある。下値メドは、10/2安値(37651円)、9/12高値(36902円)、9/17安値(35828円)、9/9安値(35247円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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