東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は378ドル安の41763ドルで取引を終えた。決算を発表したマイクロソフトやメタ・プラットフォームズが大幅安となり、他のグロース株にも売りが波及。センチメントが大きく悪化して終日軟調となった。ドル円は足元152円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて710円安の38350円、ドル建てが630円安の38430円で取引を終えた。
マイクロソフトとメタの反応はきのうの時間外の動きで織り込んではいるが、ナスダックが2.8%安と大きめの下げとなっており、東京市場でもグロース株が嫌われることになるだろう。注目度の高いレーザーテックがきのう引け後に1Q決算を発表しているが、増益ではあるものの市場予想は下回っている。ドル円が円高に傾斜していることも日本株にはアゲインストの流れ。本日米国では10月雇用統計が発表されるが、翌週月曜の11月4日は東京市場が休場で、市場の空白リスクが意識される。CME225先物は大幅な下振れスタートを示唆している。場中の為替動向にも神経質になりながら、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38200円-38700円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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