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ドル円144円半ば、FRB議長発言受けドル安修正どこまで進む
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は144円台半ばへ上昇した。昨晩のパウエルFRB議長が利下げパスについて、「今年はさらに2回の利下げが行われ、合計で0.5％になる」との見通しを語ったことで、米国の利下げペースが緩やかなものに留まるとの見方が背景。イスラエルによるレバノン侵攻によるリスク回避から、序盤にドル/円は143.364円まで下げたものの、その後は144.531円まで上昇した。
現状のレベルの上側、144.500円、144.650円に売りが観測されるほか、144.250円にストップ買いが散見される。一方、143.700円、143.800円に買いが観測される。パウエルFRB議長の発言を受けて、ドル買い戻しが進展しつつある中で、本日の米ISM製造業景気指数やJOLTS求人件数の結果次第では、さらにドルが上昇幅を広げる可能性がある。
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