ドル円・週足は陰線引け。週足一目均衡表・転換線は基準線を下回り、一目・遅行スパンは実線を下回り、雲の下で推移していることで、売りシグナルが優勢な展開となっている。被せ線で転換線を下回って引けており、続落の可能性が示唆されている。2023年12月の140.25円を起点に2024年7月の高値161.95円まで短期的な上昇トレンドを形成した後、年初来安値139.58円まで反落して全値押しとなった。ネック・ラインである140円を明確に割り込んだ場合、「ヘッド・アンド・ショルダー」が完成して、127.23円からの中期上昇トレンドの全値押しの可能性が高まることで下値リスクに警戒しておきたい。
今週は、転換線を抵抗に戻り売りスタンスで臨み、同線を上回った場合は手仕舞い。
レジスタンス3 148.38（週足一目均衡表・雲の上限）
レジスタンス2 146.49（9/27週高値）
レジスタンス1 144.49（週足一目均衡表・転換線）
前週終値 142.21
サポート1 140.29（9/13週安値）
サポート2 139.58（9/20週安値）
サポート3 137.50（2023/5/26週安値）
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
