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豪ドル/円 今日の見通し「米国の景気減速は資源需要の観点から豪ドルにはマイナス要因」2024/9/13

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は続伸。11日に米国に上陸したハリケーンの影響で米国内のメキシコ湾岸に集中する石油関連施設が一部稼働停止となった。一時的とはいえ、原油の供給量が減少するとの見方から原油が買われた。終値は前営業日比+1.66ドルの1バレル=68.97ドル(9月12日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

・8月30日に発表された豪7月小売売上高は前月比±0.0%と市場予想(+0.3%)を下回った。

・8月28日に発表された豪7月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%となり、前月(+3.8%)から鈍化した。7月31日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+3.8%となり、市場予想通りに前四半期(+3.6%)から加速した。

・8月15日発表の豪7月雇用統計は、雇用者数が5.82万人の増加と市場予想(2.00万人増)を上回った。また失業率は4.2%へ悪化(前回:4.1%)したが、労働参加率が67.1%と前回(66.9%)から上昇したことが要因だった。

・8月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。ブロック総裁は市場の利下げ観測について「先走っている」とけん制した。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

米国の景気減速は資源需要の観点から豪ドルにはマイナス要因

本日は豪州にて注目経済指標の発表はない。そのため、豪ドルは日米などの株価指数の動向を意識した動きとなりそうだ。米国では9月ミシガン大消費者態度指数・速報値が発表される。調査対象が比較的小さいため多少のブレはあるが、米国の景気動向を予測するうえで注目度が高い経済指標だ。長引く高インフレと高金利を背景に市場が米国の景気動向に敏感になっている。米国の景気の良し悪しが資源国通貨である豪ドルの動きを左右しそうだ。
また、豪州と交易関係の強い中国の景気減速懸念が根強いことは、豪ドルの上値を抑制する要因として留意しておきたい。

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
23:00 米9月ミシガン大消費者態度指数・速報値

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは雨。6時に豪ドル/円のストキャスティクスでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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