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来週の為替予想(豪ドル/円 NZドル/円 )「リスクオフの円買いは続くのか。中国や米国の景気動向に大きく影響を受けそう」ハロンズ FX 2024/9/7

 

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執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka
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今週の振り返り

今週の豪ドル/円は98.79円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は91.19円前後で週初を迎えました。2日はフランスやドイツ、ユーロ圏の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が上方修正されたことで、豪ドル/円は99.86円前後、NZドル/円は91.67円前後まで上昇しました。ただ、その後は徐々に上値を切り下げる動きとなりました。3日には米8月ISM製造業景況指数が、4日は米7月JOLTS求人件数、5日は米8月ADP全国雇用者数などが市場予想を下回り、米国の労働市場や景気鈍化への警戒感が高まったことで、リスクオフの動きが強まりました。その結果リスクオフの円買いが強まり、豪ドル/円は95.59円前後、NZドル/円は88.38円前後まで下落しました(執筆時)。

中国インフレ指標は景気減速懸念を払しょくできるか?

6日に易・前中国人民銀行総裁が「当局はデフレ圧力との闘いに集中すべきだ」との認識を示しています。中国ではアナリストや要人は「デフレ」といった言葉や、中国経済にとって悲観的な印象を与える意見は控えるように当局から勧告されています。そういった状況での易・前総裁の発言は異例であり、それだけデフレに対して警戒感を強めているとも受け止められます。
来週は9日(月)に中国にて9月消費者物価指数(CPI)と9月生産者物価指数(PPI)が発表されます。市場予想はそれぞれ前年比+0.8%、-1.5%となっています。前述の通り、中国ではデフレ圧力が根強く、PPIは2022年10月以降22カ月連続でマイナスとなっています。仮に市場予想通りに前月から大幅な悪化となれば、中国の景気先行き不安が残ることになります。豪州とNZは中国と交易関係が強いため、中国経済が弱いと豪ドルやNZドルにとっては売り材料となってしまいます。急なプラス転換は難しいかもしれませんが、マイナス幅が前月(-0.8%)と比べてどうなったか注目したいと思います。

米国の景気動向にも要注意

来週は豪州やNZでは主要な経済指標の発表は予定されていません。そのため、豪ドルやNZドルは前述の中国の景況感が一つの取引材料になります。その他の材料で両通貨の動きに大きく影響を及ぼしそうなものが、米国の景気動向になります。米国ではリセッション入りの可能性を示すシグナル(サーム・ルール)が点灯しており、市場は米景気悪化を示す経済指標などに警戒を強めています。特に米国の労働市場の動向を米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策を立案する際に重視しています。執筆時にはまだ発表されていない米8月雇用統計が予想を下回った場合には、月曜日の朝からリスク回避の動きが急速に強まり、8月5日のような動きとなる可能性もありますので十分注意しましょう。また11日には米8月CPIの発表も控えています。米国のインフレはFRBの目標2%にかなり近づいていますが、結果が株価に与える影響は小さくないため、引き続き注目です。

豪ドル/円のテクニカル分析

豪ドル/円は200日移動平均線に上値を抑えられて反落してしまいました。目先の上値目途は日足一目均衡表の雲になります。特に雲の上限付近は200日移動平均線(青点線)や心理的節目となる100.00円がありますので、相応の抵抗がありそうです。下値目途は、週足一目均衡表雲下限(93.42円前後)がサポートとして意識されそうです。

【豪ドル/円 日足・一目均衡表、200日移動平均線】

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:AUD/JPY:93.00-98.00、NZD/JPY:86.00-91.00

9/9週のイベント:

09/09 (月) 10:30 中国 8月消費者物価指数(CPI)
09/09 (月) 10:30 中国 8月生産者物価指数(PPI)
09/10 (火) 未定 中国 8月貿易収支
09/10 (火) 07:45 NZ 4-6月期四半期製造業売上高
09/10 (火) 09:30 豪 9月ウエストパック消費者信頼感指数
09/10 (火) 10:30 豪 8月NAB企業景況感指数

一言コメント:

ブロックスというボードゲームがあります。最大4人で色々な形のブロックを使って陣取りゲームをするのですが、これが結構頭を使います。ルールもそこまで難しくないので、老若男女問わず楽しめます。我が家では子供、我々(親)、祖父母と3世代でやることも。知育、頭の体操にもなり、どの世代でも楽しめますので是非見かけたら試してみてください。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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