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FX「米利下げ確実で中国も金融緩和観測強まる。元は安定、株は弱い」人民元見通し

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総括

FX「米利下げ確実で中国も金融緩和観測強まる。元は安定、株は弱い」人民元見通し

(通貨3位、株価19位)

予想レンジ 人民元/円 19.9-20.4

(ポイント)
*人民元と金利は管理相場、株価は放置政策で弱い
*金融緩和観測強まる
*8月PMIは
*週末に貿易収支、外貨準備の発表
*多彩な国際関係の現状は
*習政権の経済政策に批判も、当局は記事を削除
*カナダ、中国製EVに100%関税 欧米と協調
*7月鉱工業生産、3カ月連続鈍化
*若年失業率、7月は17.1%に上昇
*EU、中国から輸入のテスラ車に9%の関税
*トランプ次期大統領候補は中国に60-100%の追加関税を課すと発言
*G7首脳、中国過剰生産に懸念表明
*中国の米国債保有額、2009年ぶりの低水準に

(人民元と金利は管理相場、株価は放置政策で弱い)
 9月は始まったばかりだが、ドルとともに弱く9位、ただ年間では4位(ドルは5位)と安定している。ドルを主としたバスケット制度のお陰であるが、中国政府は安定のために外貨操作を行っている。ただその操作は非公開。膨大な貿易黒字が続くが、かつての日本のような円の急騰のようにならず人民元を安定させている。
 株価は依然、弱い。年初来で上海総合指数は6.41%安、香港ハンセン指数は2.4%高。
10年国債利回りは2.13%、こちらは景気減速でも政府介入で急低下を抑制しているようだ。

(8月PMIは)
サービス業は底堅い。製造業は財新が50のせ
 政府版
製造業PMI49.1(前月49.4)
非製造業PMI50.3(50.2)

財新版
製造業PMI50.4(49.8)
サービス業PMI 51.2(51.2)

(週末に貿易収支、外貨準備の発表)
今週は9月7日(土曜日)に8月貿易収支と外貨準備高が発表される。来週9月9日には8月消費者物価指数、生産者物価指数が発表される。

(国際関係)
*米国など=米大統領選で進展・後退はないが、米中経済摩擦は続く。欧州、カナダは中国製EVへ関税強化
*台湾=台湾にある米代表機関は、インド太平洋地域で中国の脅威に対抗するため、同盟のネットワークを構築している
*オセアニア=中国経済の減速で対中輸出に頼る経済が弱含み
*トルコ=BRICS加盟手続きを進める。上海協力機構(SCO)へも加盟か
*アフリカ=中国とアフリカ53か国の首脳らが参加する国際会議「中国アフリカ協力フォーラム」が今週開催中
*日本=日中議連が訪中 二階、小渕両氏らが最高指導部と会談
*メキシコ=BYDは、メキシコ工場に関する計画は「いかなる決定」も延期していないと述べた。 ブルームバーグは、11月の米大統領選後まで投資計画を発表しないと報じていた。

(金融緩和観測強まる)
市場関係者は、9月の米利下げが確実視されているため、中国人民銀行の金融緩和余地が広がると指摘。JPモルガンは今年4Qと来年1Qに各10ベーシスポイント(bp)の利下げがあると予想している。

テクニカル分析(人民元/円)

3σ下限から反発も中位を上抜けず2σ下限へ下落

日足、3σ下限から反発も中位を上抜けず反落。ボリバン2σ下限へ。8月5日-9月4日の上昇ラインを下抜けるか。9月3日-4日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。 
週足、ボリバン3σ下限から反発、一時雲の上に出るが再び雲中へ下落。23年12月25日週-24年8月5日週の上昇ラインがサポート。8月12日週-9月2日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、ボリバン2σ上限から反落。中位を割る。1月-8月の上昇ラインがサポート。7月-9月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向く、20か月線は上向き。
年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせも円買い介入で20円台前半へ下落。上ヒゲが長くなってきた。



チーファンラマ

カントリーガーデン(碧桂園)現況、苦難続く

カントリーガーデン(碧桂園)は国内債務9件の返済猶予期間を2025年3月まで6ヶ月延長し、新たな債務処理計画を策定すると報じられた。これに対しカントリー・ガーデンは、業界売上に対する全体的な圧力や資本配分の制限などの複数の要因により、社債の元利償還に必要な十分な資金をまだ調達できていないと述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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