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ドル円下落再開!?今月もひたすら戻り売りトレードで挑む【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

 

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年9月4日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

ドル/円下落再開?調整戻しは十分! 

出所:TradingView

ドル/円の大幅下落相場が再開かもしれません。 
昨日のISM製造業景況指数の影響を受けて反落が本格的なものとなってきました。 
8月につけた戻り高値は149円を超えましたが、今週つけた戻り高値は147円辺りとなりN波動を形成しに行く雰囲気に感じます。 
目先144.90円付近の61.8%付近での押し目で反発しておりますが、程よく戻ったところから反落が再開すると考えています。 
RCIは4時間足ではまだ反発するような形状にもなっておりませんし、米経済指標の悪化を待っているかのようです。 
経済指標が良好な場合を狙って戻り売りを繰り返す戦略がよくワークするように考えております。今週はADP雇用統計、そしてISM非製造業景況指数、雇用統計とイベントラッシュですが、戻り高値は雇用統計発表後ぐらいになると売りやすいと考えます。 

順イールド間も無く! 

出所:TradingView

続いて米2年金利と10年金利の比較チャートです。 
間も無く順イールドにしっかりと戻るかどうか、という状況まできました。 
戻りそうで戻らないギリギリのラインで僅かに2年金利が高く推移することが多いこの1ヶ月です。 
経済指標の悪化とともにこの差は縮まって行くでしょうから、いい加減時間の問題でしょう。 
今週の雇用統計や今月のFOMCにて、はっきりと順イールドに戻るかもしれません。 
この金利の捻れ解消はリセッション入りと捉えられやすく、よりリスクオフに近い値動きにマーケットは寄っていくと考えます。 
特にFOMCは利下げが確実となりますので、実質、借入コストが減少します。また政策金利が変更したことを確認した後でないと動かない資金もありますので、世界中で長期マネーがさらに動き出すでしょう。(ドル売りが再加速するという意味) 
この動きに呼応するかのようにドル/円もじわじわと下げていくと考えております。 

ドル/円1時間足は超短期的に反発形状!そこから売っていきたい

出所:TradingView

最後にドル/円1時間足です。 今週後半の戦略ですが、もちろん戻り売りです。 
しかしながら1時間足のRCI形状は間も無くボトムの合図を示そうとしておりました。今晩から金曜にかけての値動きイメージです。 
あと12時間も経過すればRCI26(水色)はおそらくボトムアウトっぽい動きを演じ、-80ラインを突破してくると想像しています。 
145円を割り込まずに反発する値動きのイメージです。 
そしてまた145円台後半で上値を押さえ込まれて二番底を作りづらいイメージで動いた場合、そこは短期的に買いトレードができるかもしれません。
 もしデイトレするなら、このタイミングで買いトレードを実行予定です。 
その後146円方向に上値を試す機会があれば、そこで利食いを入れてドテンショートを実行していく流れを想定しております。 
146円は現在の下落トレンドのフィボナッチ・リトレースメントの半値戻しになります。 
この146円に戻るタイミングは金曜日あたりを想定しており、是非とも売りを入れていきたい水準です。 
仮に雇用統計前にこの水準に到達していても、売りポジションを少し持って臨む予定です。 
来週火曜日は共和党と民主党の大統領候補の討論会もあり、CPI発表もあります。 
緩和的な内容になりやすいイベントが続きますので、基本的にはドルを戻り売りでよろしいのではないでしょうか。 
今月もひたすら戻り売り中心にトレードしていく予定です。 

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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