指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
日米金利差縮小観測から円買い戻し優勢
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は上値の重い展開。ドル/円は早朝に147.198円まで上昇したものの、その後は円買い戻しが優勢になり、145.925円まで押し戻された。米10年債利回りがさえない動きとなった一方で、本邦2年債利回りが上昇したことが一因。また、経済財政諮問会議に出席した植田日銀総裁は「経済物価見通しが実現していくとすれば、緩和の度合いを調整」する方針を改めて表明した。
現状のレベルの上側では、146.350円に売りが散見される。一方、下側の145.500円、145.700円、145.800円に買いが観測されるほか、145.400円、145.500円、145.750円、145.800円、145.850円にストップ売りが散見される。今晩からの米重要指標を前にオーダー設定は限定的。FX個人投資家は指標結果を受けて成行注文で取引する意向のようだ。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ＝1,000,000通貨
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