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オージー/円 高く引けたことを評価したい・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  オージー/円 高く引けたことを評価したい・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週初から小動きが続きましたが、水曜日以降は細かな陽線を連ねて金曜日も結局高く引け、8月15日の戻り高値を終値ベースで更新しての越週となっています。7月中旬から8月上旬にかけての下落はどこへやらといった形の値動きが実現されていまして、下値不安はかなり払拭されたと考えてよいかもしれませんね。
移動平均線は、長期が下落する一方で短期が上昇しました。実体線は、先週後半の戻りで短期の移動平均線水準を上回り、また、中期の移動平均線も横ばいから上昇基調に舵取りを変えてきています。こうなってくると、上側に残るのは緩やかな下落を継続する長期の移動平均線だけということで、目先は上値追いの可能性を感じさせるチャートとなっています。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。先週金曜日の陽線の出現で8月15日の戻り高値を終値ベースで更新している点を考えると、ポンド円以上に売りでインする積極的な理由は見当たらないような気がします。ボリンジャーバンドの幅も狭まり、ボラティリティの低下は買い方に有利に働く可能性が高いと考えます。MACDがいまなおゼロラインの下側に位置している点は若干気になりますが、とりあえず売りでインする地合いからは遠いと判断しています。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 戻りは鈍いが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の金曜日に陰線が出現し、安く引けたことで下値懸念が若干大きかったわけですが、意外に下値は限定的、月曜日に付けた安値を下回ることなく週の後半は連続陽線で上値追いの動きを見せています。完全に下値不安が払拭されたわけではありませんかとりあえず目先は大きな底割れ懸念は過ぎ去ったと考えてよいと思います。
今週は、気持ち買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。ただ、その根拠となるのは先週後半の連続陽線の出現くらいのもので、8月に入ってからの取引価格帯で見るとまだようやく半分程度を戻したに過ぎません。上昇トレンド入りへのハードルは高いと思いますし、大きな陰線が1本出現しただけでチャートの見た目は大きく変わってしまいます。買いでインするにしても、早めの利食いが求められるような気がしています。

■ ユーロ/円 戻すかも・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。先々週の金曜日の陰線の出現の影響を受けたのでしょうか、週初からやや下値を探る動きが続きました。ただ、金曜日の陽線で跳ね返し、一旦は下値不安を払拭した形になっています。週間を通じた上下の値幅は2円強ということで、ダイナミックな値動きからはいったん脱却した様子がチャートからも見て取れますね。
今週は、微妙なところですが気持ち買い先行スタンスを取りたい感じがしています。先週前半の悪い形も下値追いの動きに繋がらなかったことを考えると、大きな陰線が出現して先週の安値を一気に割り込むような場面が見られない限りにおいて、売り方の買い戻しがやや先行する可能性が高いように考えています。ただ、ドル円と同様、大きな戻りは期待できないと思いますので、細かく利食っていくようなイメージでしょうか。

■ ポンド/円 やや上側のリスクを想定したい・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。木曜日までは小動きが続きましたが金曜日の陽線で高く引け、8月15日の戻り高値を完全に捉えました。直近の取引価格帯の上側を攻めていますのでチャートの形状としては悪くないと思いますし、先週1週間を通じてじわじわと安値を切り上げた点も評価に値するような気がします。
今週は、買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。先週の動きを見ていると、ただのボックス圏の値動きを継続する可能性もありますが、やはり中期の移動平均線が上向きに舵取りを変えてきていることに加えて、先週金曜日に実体線が高く引けた点を考慮すると、売りでインする積極的な理由は見当たらないと思うのです。下げたら投げればよいだけの話、チャート的には上値追いの可能性を感じさせるものとなっていますね。

■ ユーロ/ドル 買われるんじゃなかったのか・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の引け味が良かったことから上値追いの動きが期待されましたが、週初こそ高値圏で値を保ったものの水曜日以降は陰線の出現が続き、大きく値を下げての越週となっています。下落幅が大きなわけではありませんが、先々週の後半の取引価格帯を完全に下回ってしまった点は買い方にとって大きなショックと言えるような気がします。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線と短期の移動平均線、MACDの状況を考えると買いでインするような状況からは遠いですし、かと言って中期・長期の移動平均線が上昇を継続する中、一気に下落トレンド入りの可能性も低いような気がするのです。ひとまず下げ止まりを確認できれば上昇トレンドへの回帰の可能性も見出せそうですが、それには少し時間が必要、色んな意味で様子を見るのが妥当のような気がします。

■ 米国SP500 上値追いの可能性を感じさせる・・・ 
先週は、週央にかけて下値を追う動きを見せましたが、木曜日以降の連続陽線で切り返し、金曜日は終値ベースで戻り高値を更新、先高観の強い形状となっています。3本の移動平均線が上昇傾向を維持する中にあって、実体線が3本の移動平均線の上方に位置していることと相まって考えると、売り方の買い戻しが先行しそうなチャートと判断できそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。8月23日の戻り高値を終値ベースで更新してきていることに加えて、7月16日の戻り高値更新も完全に射程圏内に入れていることを考えると、売り先行スタンスを取る積極的な理由は見当たらないような気がします。高値警戒感という言葉に惑わされず、しっかり買いでイン、上値追いの可能性を視野に入れたいところです。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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