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【見通し】30日香港株=方向感乏しいか、米中の経済指標発表を前に様子見

30日の香港市場は方向感に乏しい相場か。米国と中国の重要経済指標の発表を前に様子見気分が広がると予想する。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する7月の個人消費支出(PCE)価格指数が香港時間きょう夜に発表される。あすは中国国家統計局が8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表する。

 決算発表がピークとなり、好業績を発表した個別銘柄への物色が相場を下支えする展開がありそうだ。きょうはハンセン指数構成銘柄の中国中信(00267)、中国建設銀行(00939)、中国神華能源(01088)、中国工商銀行(01398)が2024年6月中間決算を発表する。一方、29日発表の2024年4-6月期の米実質国内総生産(GDP)の改定値は前期比年率3.0%増と、速報値(2.8%増)から上方修正となった。FRBが大幅に利下げするとの観測が後退し、米長期金利の上昇が続いたことが相場の重荷となるだろう。

 29日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反発して2日ぶりに最高値を更新した。半面、前日引け後に決算を発表したエヌビディアが6%超下落し、ナスダック総合は続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、銀行大手のHSBC(00005)と中国銀行(03988)、電気自動車の理想汽車(02015)が香港終値を上回って引けた半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)と電能実業(00006)、ネット株のテンセント(00700)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ