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【見通し】NY為替見通し=4-6月期米GDP改定値や新規失業保険申請件数に要注目か

本日のNY為替市場のドル円は、月末に向けたドル需要を念頭に置きながら、4-6月期米GDP改定値や前週分の米新規失業保険申請件数を見極める展開が予想される。

 4-6月期米GDP改定値は前期比年率+2.8%、コアPCE改定値は前期比+2.9%と予想されている。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)でのリスクバランスは、これまでのインフレ抑制に軸足を置いた状態から、インフレと雇用の間でバランスした状態になったものの、コアPCE改定値の予想を上下回る場合には警戒しておきたい。

 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターに関しては、7月分の発表を明日に控えていることで、4-6月分の改定値よりも、7月分に注目することになる。

 パウエルFRB議長は、先週のジャクソンホール会合での講演で労働市場のさらなる冷え込みを防ぐために「利下げの時が来た」と述べ、9月FOMCでの利下げ開始を示唆した。
 雇用情勢への注目度合いが高まる中、前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:23.2万件/187.0万人)のネガティブサプライズには警戒しておきたい。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、145.75円(日足一目均衡表・転換線)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、143.45円(8/26安値)


(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ