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FX/為替「ドル/円、重要経済指標を前に方向感を模索」 外為どっとコム トゥデイ 2024年8月29日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年8月29日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼28日(水)の為替相場
(1):豪CPIは予想を上回る
(2):日銀副総裁 追加利上げは慎重に判断する姿勢示す
(3):エヌビディアは良好な決算

▼28日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:様子見ムードから144円台中心の動き/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

28日(水)の為替相場

期間:28日(水)午前6時10分~29日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪CPIは予想を上回る

豪7月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%と前月(+3.8%)から伸びが鈍化したものの、市場予想(+3.4%)は上回った。コアCPIに相当するCPIトリム平均値は前年比+3.8%だった(前月+4.1%)。豪中銀(RBA)は早期利下げに否定的な現在のスタンスを維持するとの見方から豪ドル買いが優勢となった。

(2):日銀副総裁 追加利上げは慎重に判断する姿勢示す

日銀の氷見野副総裁は山梨で講演を行い「経済・物価の見通しが実現する確度が高まれば、金融緩和の度合いを調整するのが基本的な姿勢」としながらも「当面は金融市場の動向を極めて高い緊張感を持って注視するのが、私どもがやるべき最初の仕事だ」と強調。追加利上げについては「市場動向が経済・物価の見通しやリスクに与える影響をしっかりと見極めていきたい」と慎重に判断する姿勢を示した。

(3):エヌビディアは良好な決算

米半導体大手エヌビディアの5-7月期決算は売上高が予想を上回るなど良好だった。ただ、8-10月期の売上高見通しが期待したほど高い伸びではなかったと受け止められた模様で株価先物が下落。円は買いがやや優勢となった。

28日(水)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:様子見ムードから144円台中心の動き

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。東京時間から月末のスポット応当日絡みのドル買いが優勢となり、一時145.04円前後まで上昇した。8月は米国の利下げ観測を背景にドルが対主要通貨で全般的に売られたため、ポジション調整のドル買いが持ち込まれたようだ。なお、市場が注目する米半導体大手のエヌビディアはこの日第2四半期(5-7月期)の決算を発表。第2四半期決算、第3四半期見通しともに市場予想を上回った。
明日に米7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)、来週6日には米8月雇用統計と注目の指標を控えており、市場は様子見ムードを強めている。本日もドル/円は144円台を中心の動きとなりそうだ。本日は米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値や米新規失業保険申請件数などが発表される。市場の関心が米労働市場に向いていることから新規失業保険申請件数の結果には注目したい。

注目の経済指標:米新規失業保険申請件数

注目のイベント:アトランタ連銀総裁発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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