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ドル円今週の予想「上値余地が限られる可能性。147円割れで下値リスクが点灯。」FXチャート分析 2024/8/19

【ドル円週間予想】147円割れで終えた場合は下値リスクくが点灯、144円割れで終えた場合は一段の下落へ。

 直近の日足は安値圏で引ける陰線引けとなり、単体では下値リスクの高いものです。また、7/11に付けた161.76を戻り高値として上値を切り下げて来た流れの中に、この陰線が再び入り込んでおり、前日の陽線の上抜けが“ダマシ”に終わった形となっています。一方で、8/5に付けた141.69を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、反発に転ずる可能性を残しています。この日足の下値抵抗は147.00-10にありますが、これを下抜けずに反発に転じて148.70-80の抵抗を上抜けて終えれば、上値トライの流れに戻します。逆に147円を割り込んで終えた場合は、下値リスクが点灯して145~146円台の足元を固め直す動きに繋がり易くなります。144円を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性に要警戒。日足の上値抵抗は148.70-80,149.20-30,150.00-10,150.80-90に、下値抵抗は147.30-40,147.00-10,146.10-20,144.70-80,144.20-30にあります。21日、120日、200日移動平均線は150.08,154.29,151.44に位置しており、短・中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりありません。

 一方直近の週足を見ると、実体が小さい陽線引けとなり、続伸して越週しましたが、この陽線の上ヒゲが長く、上値トライに失敗して押し戻された形となっています。底打ち、反転の流れを維持していますが、上下の振れが大きく不安定な状態にあることや、上値を急角度で切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクにより警戒が必要です。この週足のレジスタンスラインは今週150.40-50に位置しています。一方下値は、147.00-10,146.00-10,145.50-60に週足ベースで見たやや強い抵抗が出来ていますが、145円を割り込んで越週するか、日足が144円台を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じて140円割れトライの動きに繋がり易くなります。週足ベースで見た上値抵抗は148.80-90,149.40-50と前述の150.40-50にあります。31週、62週移動平均線は153.08と149.40に位置しており、これらの下に入り込んで中期トレンドも“ドル弱気”の流れにあります。

 今週の戦略は、ドル買いは147.30-40で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する146.80で撤退です。ドル売りは様子見か148.80-90まで引きつけて。損切りは149.40で撤退です。

 上値は、148.10-20に軽い抵抗が、148.50-60,148.70-80,149.20-30にやや強い抵抗が出来ていますが、全てクリアするか日足が148.80超えで終えれば、日足の形状が改善して150円超えトライの動きが強まり易くなります。この場合でも週足の抵抗が150.40-50に控えており、週足が151円台に乗せて越週するか、日足が152.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクにも引き続き警戒が必要です。下値は147.30-40,147.00-10に強い抵抗が出来ていますが、全て下抜けた場合は日足の形状が悪化して下値スクがやや高くなり、145~146円台の足元を固め直す動きへ。さらに、145円割れで越週した場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、ドルの下落余地が一段と拡がり易くなります。下値抵抗は146.50-60,146.00-10,145.70-80,145.00-10,144.60-70,144.20-30にあります。

© 2024オフィスフレア/川合美智子
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