動画で見通しを解説
S&P500：最新の見通し
1. 現在の市場状況:
- S&P500がV字回復を見せ、5,500ポイント台に到達
- 史上最高値5,600ポイントへの到達が視野に
2. テクニカル分析（日足）:
- 3本の移動平均線が全て上向き
- RSIが50ライン突破し、上向きを維持
- 5,500ポイント台を終値ベースで突破
3. テクニカル分析（週足）:
- 強気のパーフェクトオーダー状態
- 下ヒゲの陽線後、2本の陽線が続く
- チャート形状が明確な上昇トレンドを示唆
4. 上昇の主な要因:
- 8月15日の米経済指標
* 小売売上高: 予想0.3%に対し1.0%（自動車除く：予想0.1%に対し0.4%）
* 新規失業保険申請件数: 予想23.5万件に対し22.7万件（2週連続減少）
5. 市場の見方:
- 米国経済の強さを再確認
- 7月雇用統計の失業率悪化（4.3%）は一時的との見方
6. 今後の注目ポイント:
- 5,500ポイント付近でのサポート形成の可能性
- 史上最高値（5,600ポイント）への到達可能性
7. 来週の注目イベント:
-米新規失業保険申請件数
- PMI速報値
- 新築住宅販売件数
- ジャクソンホール会合（8月22日〜）
* パウエルFRB議長の利下げに関する見解
8. 投資戦略の示唆:
- 上昇トレンドの継続を想定
- 5,500ポイント付近での押し目買いの可能性
- 買い場を探る展開が続く可能性
この分析によると、S&P500は強い上昇トレンドを維持しており、史上最高値への到達が視野に入っています。好調な経済指標がこの上昇を後押ししており、テクニカル分析も上昇継続を示唆しています。ただし、来週のジャクソンホール会合、特にパウエルFRB議長の発言が今後の方向性に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。上昇トレンドを念頭に置きつつ、5,500ポイント付近での押し目買いの機会を探ることが考えられます。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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