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豪ドル/円 今日の見通し「米景気減速懸念が後退 豪ドルは99円台をうかがう展開へ」2024/8/16

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・8月15日発表の豪7月雇用統計は、雇用者数が5.82万人の増加と市場予想(2.00万人増)を上回った。また失業率は4.2%へ悪化(前回:4.1%)したが、労働参加率が67.1%と前回(66.9%)から上昇したことが要因だった。

・NY原油先物市場は反発。米7月小売売上高などが強い結果となり、米国の景気減速への過度な不安が後退したことが買い材料となった。終値は前営業日比+1.18ドルの1バレル=78.16ドル(8月15日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

・8月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。ブロック総裁は市場の利下げ観測について「先走っている」とけん制した。

・8月5日、日経平均株価が前日比4451円安と史上最大の下げ幅を記録。リスクオフの動きとなり、豪ドル/円は95円台から一時90.08円前後まで下落するなどした。

・7月31日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+3.8%となり、市場予想通りに前四半期(+3.6%)から加速した。同時に発表された豪6月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.8%となり、前月(+4.0%)から鈍化した。

・7月31日に発表された豪6月小売売上高は前月比+0.5%と市場予想(+0.2%)を上回った。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

米景気減速懸念が後退 豪ドルは99円台をうかがう展開へ

昨日発表された豪7月雇用統計は雇用者数が大幅に増加、労働参加率が過去最高を記録した。前日に隣国NZの中央銀行であるNZ準備銀行(RBNZ)が予想外の利下げを行ったことから、RBAの利下げ期待が高まりつつあったが、そういった期待を後退させる結果だった。
本日は豪州にて注目の経済指標の発表は予定されていない。したがって、豪ドル/円は株式市場や米ドル/円を睨んだ動きとなりそうだ。NY時間には米8月ミシガン大学消費者態度指数が発表される。米国の景気動向は資源国通貨である豪ドルの値動きにも影響を与えることが考えられるため、注目したい。

想定される個別シナリオ

■米8月ミシガン大学消費者態度指数が予想を上回る
⇒米国の景気は引き続き堅調
⇒米株価指数が上昇する
⇒資源国通貨の豪ドルは株価動向に敏感
⇒豪ドル/円は買われる

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
23:00 米8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは雨。6時に豪ドル/円のRSIと豪ドル/米ドルのMACDでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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