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ドル/円、146~148円のレンジが続く…米7月CPI後には新たなトレンドが生じる?(NY市場の見通し)2024/8/14

 

ドル/円、146~148円のレンジが続く…米7月CPI後には新たなトレンドが生じる?

欧米時間のドル/円予想レンジ:145.600-148.000円

東京市場のドル/円は、方向感が定まらない展開。仲値通過後に147.18円前後の高値を付けましたが、日経平均株価が失速すると円買いに傾きました。一時146.08円前後まで下落したものの、午後には147円台へ持ち直しています。欧州市場では147.49円前後まで上昇しました。

今夜は、米7月消費者物価指数(CPI)に注目が集まります。市場予想は前年比+3.0%と前回(+3.0%)から横ばいと見られています。また、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+3.2%と前回(+3.3%)からやや鈍化する見通しです。前日の米7月生産者物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したこともあり、CPIも同様の結果になると9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での50bp(0.50%ポイント)利下げの見方がさらに強まる可能性があります。その際には、ドル/円が146円割れを試すことも考えられます。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、141円台から切り返して底打ちと見れる相場状況ですが、148.00円付近が上値抵抗となり伸び悩んでいます。また、直近は146.00円-148.00円付近のレンジ推移が続いています。上下どちらかにレンジをブレイクすれば新たな動きが出る可能性があるでしょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

8/14(水)
20:00 南ア6月小売売上高
21:30☆米7月消費者物価指数
23:30 EIA週間原油在庫統計

8/15(木)
08:50☆日本4-6月期GDP・速報値
10:30☆豪7月新規雇用者数
10:30☆豪7月失業率
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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