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ドル円予想:下落スタンバイ 日銀は利上げに自信・パウエルFRB議長はジャクソンホールで利下げに言及? 2024/8/9(金)志摩力男

 

セリングクライマックスは一旦去ったと見る。日銀「主な意見」、アベノミクス以降の金融政策からの脱却する意思が感じられる【外為マーケットビュー】

動画配信期間:2024/8/9~2024/8/25

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

動画の内容 抜粋・まとめ

最近の金融市場の大きな動きについて、主に二つの要因があります。一つは日本銀行の政策変更、もう一つはアメリカの景気後退懸念です。

特に日銀の姿勢変化が注目しており、これまでの慎重な姿勢から一転して、利上げに対する自信を示すようになりました。日銀の主な意見には、実質金利が過去25年で最もマイナスになっているという認識や、賃金と物価の好循環に対する期待が見られます。

ドル/円相場については、141円66銭まで下落した後、これがセリングクライマックスとなった可能性が高いと分析しています。今後はこの安値を更新しにくい展開が予想され、しばらくは徐々に円安方向に戻っていく可能性が示唆されています。

次の重要イベントとしては、来週の米CPI(消費者物価指数)発表と、その後のジャクソンホール会議が挙げられています。特に、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言に注目が集まっており、利下げに言及する可能性があると見ています。

市場参加者は、ジャクソンホール会議に向けて1週間ほど前からポジション作りを始める可能性があり、ドル/円は148円50銭付近での動きが次の重要なポイントになると予想しています。

全体として、日本とアメリカの金融政策の方向性の違いが今後の為替市場に大きな影響を与える可能性が高いと見ています。

 
志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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