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金(ゴールド)は下落。世界的な株安で投資家が損失をカバーするため金のポジションを解消する動きに(XAU/USD 市況と分析)2024/8/6

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

金相場は8月5日、下落傾向を示しています。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は2444.40ドルで取引を終え、前週末比で1.03%下落しました。これは7月下旬以来約1週間ぶりの安値水準です。スポット金価格も大幅に下落し、一時3.2%安となる場面も見られました。

この下落の背景には、複数の要因が絡み合っています。まず、米国の景気減速懸念が市場全体を覆っており、これが金相場にも影響を与えています。また、世界的な株安を受けて、投資家が損失をカバーするために金のポジションを解消する動きが見られました。さらに、金価格が年初来約15%上昇していたことから、調整的な売りも加わったとの見方があります。

専門家の間では、株式相場の急落局面では金も下落するものの、金の下げは比較的小さく、早期に底打ちする傾向があるとの見方があります。また、長期的には中央銀行の買いとアジアの消費者需要が金価格を支えているという指摘もあります。

今後の展望としては、短期的には市場全体のリスク回避姿勢が金価格に圧力をかける可能性がありますが、長期的には米国の金融政策の動向や中東情勢などの地政学的リスクが引き続き金価格を支える要因となる可能性があります。

投資家は、これらの複雑な要因を注視しながら、金市場の動向を慎重に見守ることになりそうです。経済指標、金融政策、地政学的リスク、そして全体的な市場センチメントが、今後の金価格の方向性を左右する重要な要素となるでしょう。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が横ばいに推移する中、価格は移動平均線にからむ位置にいる。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準の50あたりで推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

 金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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