東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は610ドル安の39737ドルで取引を終えた。7月雇用統計が大幅に悪化したことで景気後退懸念が高まり、リスクオフの様相が強まる展開。インテルが26%安となるなど、決算失望銘柄が派手に下げた。弱い雇用指標を受けて米10年債利回りは3.7%台に突入するなど急低下。ドル円は円高・ドル安に勢いがつき、足元では146円40銭近辺で推移している。145円台に入る場面もあった。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて970円安の34950円、ドル建てが900円安の35020円で取引を終えている。
米国株安と円高進行を受けて、売りに押されると予想する。CME225先物からは寄り付きから大きく水準を切り下げると見込まれる。先週2日に2216円安となった際に米雇用統計を警戒した先回りの売りも入っていると思われるだけに、ギャップダウンで始まればさすがに押し目は拾われるとみる。ただ、グローバルで株安傾向が強まり、為替に対する警戒も拭えない中では、戻りが強くなってくれば改めての売りも出やすい。安く始まり、場中はドル円をにらみながら神経質な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは34800円-35600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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