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【見通し】NY株見通し-ハイテク株を中心に軟調か 7月雇用統計に注目

今晩は米7月雇用統計に注目。昨日は7月ISM製造業PMIが予想以上に悪化し、新規失業保険申請件数も予想以上に増加したことで景気後退(リセッション)懸念が強まった。ダウ平均は494.82ドル安(-1.21%)と3日ぶりに反落し、S&P500は1.37%安と反落し、ナスダック総合も2.30%安とともに反落した。景気敏感株が多い小型株指数のラッセル2000は3.03%安と主要3指数を上回る大幅下落となった。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したアップルが小幅に上昇した一方、アマゾン・ドット・コムは売上高が予想を下回ったほか、弱い見通しが嫌気され6%超下落。弱い見通しやレイオフを発表したインテルは20%近い急落となった。

 今晩はインテルやアマゾンの下落を受けてハイテク株を中心に軟調な展開が予想されるが、寄り前に発表される米7月雇用統計が焦点となりそうだ。これまでは弱めの雇用統計が利下げ期待につながり株高要因となったが、昨日の7月ISM製造業PMIの下振れなどを受けてリセッション懸念が強まっており、今晩の7月雇用統計も弱い結果となれば、リセッション懸念が一段と強まることが警戒される。7月雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数(NFP)が17.5万人増(前月分:20.6万人増)、失業率が4.1%(同:4.1%)、平均賃金が前月比+0.3%(同:+0.3%)、前年比+3.7%(同:+3.9%)。

 今晩の米経済指標・イベントは7月雇用統計のほか6月耐久財受注改定値、7月製造業新規受注など。企業決算は寄り前にシェブロン、エクソン・モービル、リンデ、ライオンデルバゼルなどが発表予定。(執筆:8月2日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ