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ドル/円、円高・ドル安地合い続く…この後の米7月雇用統計次第では147円台へ下落も(NY市場の見通し)2024/8/2

 

ドル/円、円高・ドル安地合い続く…この後の米7月雇用統計次第では147円台へ下落も

欧米時間のドル/円予想レンジ:147.500-151.500円

東京市場のドル/円は、上値の重い展開。仲値通過後に149.77円前後まで持ち直す場面も見られましたが、その後は日本株の大幅下落が重しとなり反落しました。欧州市場には一時148.62円前後まで下落する場面もありました。

今夜は米7月雇用統計に注目が集まります。市場予想は非農業部門雇用者数が17.5万人増、失業率は4.1%などとなっており、やや弱めの結果が見込まれています。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で「労働市場の下振れリスクは、今や現実のものとなっている」と述べたこともあって、雇用統計への注目度が一段と上昇しています。仮に労働市場の下振れを示す結果となればドル/円は147円台への下落を試す可能性があるでしょう。一方で、予想に反して底堅さを示すようだとドルが大きく買い戻されることも考えられます。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、足元では昨年12月安値から今年7月高値への上昇幅に対する61.8%押し水準である148.50円付近で下げ渋っています。しかし、移動平均線やRSIなどから短期的には下落基調であることが見受けられるため、上値の重い相場展開が続きそうです。仮に148.50円を下抜けた場合は3月安値146.47円を視野に入れた相場展開となりそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

8/2(金)
20:15 ピルMPC委員講演
21:00 メキシコ6月失業率
21:30☆米7月非農業部門雇用者数
21:30☆米7月失業率
21:30☆米7月平均時給
23:00 米6月製造業新規受注
25:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演

8/5(月)
10:45 中国7月財新サービス業PMI
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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