読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円午前の為替予想、米雇用統計を前に金利市場は利下げを催促 2024/8/2


午前の為替予想は… 米雇用統計を前に金利市場は利下げを催促

作成日時 :2024年8月2日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

147.500-151.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。日銀の利上げと米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ示唆を受けた前日の大幅安の流れを引き継いで4カ月半ぶりに148.52円前後まで下値を拡大した。下落が一服すると切り返しの動きを強めて150.89円前後まで反発したが、米7月ISM製造業景況指数の悪化を受けて米国株が下落し米長期金利が低下幅を拡大する中で再び下落。149円台前半へと押し戻されて取引を終えた。米10年債利回りは節目の4.00%を割り込み、米金利先物は9月の利下げ幅が50bp(0.50%ポイント)に拡大するとの見方を織り込みつつある。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、FOMC後の会見で「労働市場の下振れリスクは、今や現実のものとなっている」と述べたこともあって、本日の米7月雇用統計を前に米金利市場は利下げ催促相場の様相を強めているようだ。それだけに本日の雇用統計の結果は、ドル/円相場にとってきわめて重要な意味を持つことになるだろう。労働市場の下振れを意識させる弱い結果となれば147円台への続落もあり得る一方、強い結果であれば利下げ観測が急速に後退する形で151円台に急反発することも考えられる。場合によっては8月のドル/円相場の趨勢を決める可能性もあることから注目度の高い米7月雇用統計となりそうだ。

今朝 最新のドル/円チャート

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック

「外為どっとコムトゥデイ 」記事一覧

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。