日経平均株価は大幅続伸。前日から安く寄り付いたものの、日銀金融政策決定会合の結果が判明した後場の終盤あたりから騰勢を強める展開となった。3日連続の陽線で7/25の下落で開けたマドを埋め戻す格好となった。
RSI（9日）は前日20.0％→36.8％（7/31）へ上昇。５日移動平均線（38326円 7/31）がほぼ下げ止まり、75日移動平均線（39025円 同）上を回復した。一方、10日移動平均線（39017円 同）も同時に上回ったが、同線は下向きが続いていることで、目先は上値抵抗となり押し戻される想定も必要である。
25日移動平均線（40034円 同）なども一気に回復する場合、10日移動平均線が早めに下げ止まることになるため、7/18の下げで形成したマド上限（41054円）に向けて上値余地が拡大するシナリオもある。
上値メドは、心理的節目の39500円、25日移動平均線、40500円、7/17安値（41054円）などが考えられる。下値メドは、心理的節目の38500円、5日移動平均線、心理的節目の38000円、7/26安値（37611円）、心理的節目の37000円、200日移動平均線（36801円 同）、4/19安値（36773円）などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
