NYタイムは本日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるなか、明日の結果発表まで動きにくい状態が続くか。やはり本日から始まり明日に結果公表となる日銀の金融政策決定会合を待つムードもあり、ドル円は思惑によるある程度の振れがあっても、NYタイムに一方向へ大きく売り買いを進めるのは難しそうだ。
FOMCは今回、政策金利であるフェデラルファンドレート(FF金利)の誘導目標レンジ5.25-5.50%の据え置きは確定的。次回9月会合に、との予想も多い利下げをどのような強さで匂わせてくるかがポイントになりそう。
ただ、それまでは前述の通り動きにくい状態が続くとみる。週末に7月米雇用統計を控えるなか、今夜も雇用関連指標の6月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が発表されたり、指標結果の強弱が株価動向にも反映されやすい米消費者信頼感指数の7月分が発表されたりするものの、動きは抑制されやすいとみる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、25-26日の上昇幅によるN計算値155.81円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、東京タイム朝方につけた本日ここまでの安値153.62円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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