読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

大口投資家の動向は?「円ネットショート2週連続で大幅減少」【最新IMMポジション】2024/7/29

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート2週連続で大幅減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート2週連続で大幅減少】
7月23日時点で円のポジションは、ドルに対して約10.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが大幅に取り崩されたことから、ネットショートは前週から約4.4万枚減少。
期間中のドル/円相場は、トランプ前米大統領がドル高・円安に強い不満を表明したほか、河野デジタル相や茂木自民党幹事長が日銀に円安対応の利上げを要請したことなどを背景に155円台へと下落した。
米大統領選を巡る不透明感や世界的なシステム障害による株安なども相まって、海外投機筋は円売りポジションを一段と削減したと見られる。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
7月23日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約3.6万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートが取り崩され、ロングが積み増されたことで、ネットロングは前週から約1.1万枚増加。
期間中のユーロ/ドルは、トランプ氏がドル高をけん制する発言をしたことで、約4か月ぶりの1.094ドル台まで上昇する場面も見られたが、ECBが「成長リスクは下向き」との見解を示したため1.090ドル台を維持できずに反落。ユーロ/円相場急落の影響もあって、その後1.084ドル台まで下落した。
そうしたユーロの下落は一時的との見方から投機筋はユーロ強気のポジションを増やした可能性がある。

↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析)|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

「為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析)|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。