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ドル円今週の予想「下値リスクの高い状態続く。155円台を回復して終えれば下値リスクがやや後退。」FXチャート分析 2024/7/29

【ドル円週間予想】下値リスクの高い状態続く。151.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯。155円台を回復して終えれば下値リスクがやや後退

 直近の日足は寄せ線に近い形の足で終えています。前日とは逆に上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となったことから、週初は下値余地を探る動きが先行すると見られます。先週の急落時ですり抜けた152円台の抵抗の強さを確認する動きが強まると見ていますが、152.60-70,151.90-00にやや強い下値抵抗が出来ており、このレベルでの売りも慎重に。但し、全て切り崩して151.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じて、2023年1月に付けた127.23を基点とする中・長期的なサポートラインが位置する148円台をトライする動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は154.00-10,154.60-70,155.20-30に、下値抵抗は152.60-70,151.90-00,151.50-60,150.50-60にあります。21日、120日移動平均線は158.55,154.57に位置しており、この下に入り込んで、短期トレンドは下値リスクが高い状態ですが、200日線が151.81に位置しており短期的な下値抵抗として働く可能性があります。但し、日足、週足ともに形状が悪化しており、下値リスクにより警戒が必要です。

 一方直近の週足は、値幅の大きい陰線引けとなり、大幅続落して終えています。直近の大陰線が昨年12月に付けた140.25を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けた位置でで終えており、中期トレンドにも変化が生じ始めています。この陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライにも失敗した形ですが、短期トレンドが変化して日が浅いことや、中期トレンドにも変化が生じ始めており、一段の下落リスクにより警戒が必要です。148円台には中・長期的な下値抵抗がありますが、割り込んで越週した場合は144~145円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に155円台を回復して終えれば下値リスクがやや後退、157.80超えで越週した場合は、前週の大陰線の値幅をしっかり切り返した形となり、週足の形状も安定して、160円超えをトライする動きが強まり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は154.60-70,155.70-80,156.80-90に、下値抵抗は153.00-10,151.90-00,150.00-10,148.80-90にあります。31週、62週移動平均線は152.75と149.06に位置しており、下値を支えていますが、148円を割り込んで越週した場合は中期トレンドも“ドル弱気”に変化します。

 今週の戦略は、ドル買いは152.70-80の押し目を軽く拾って152.40で浅めに一旦撤退するか、152.10-20まで引きつけて。この場合の損切りは新たな下落リスクが点灯する151.40に置く必要があります。ドル売りは154.50-60で戻り売り。損切りは155.30で撤退です。

 上値は、154.10-20に軽い抵抗が、154.50~154.70、155.00-10,155.20-30,155.70-80に強い抵抗がありますが、155円台を回復して終えれば、日足の形状が改善して下値リスクがやや後退、週足が155.80超えで越週した場合は、週足の形状も改善して上値余地を探る動きが強まり易くなります。下値は、153.10-20,152.60-70にやや強い抵抗が出来ていますが、152.50割れを見た場合は152.10-20,151.90-00,151.50-60にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て下抜けた場合は、新たな下落リスクが生じて2023年1月に付けた127.23を基点とする中・長期的なサポートラインが位置する148~150円台が強まり易くなります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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