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ユーロ/ドル 厳しい条件付きでトレードトリガーを設定すべきか・・・

 

今週の注目通貨ペア・銘柄はこれだ!


■  ユーロ/ドル 厳しい条件付きでトレードトリガーを設定すべきか・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。先週火曜日の陰線で取引価格帯を下に移動させ、先々週の取引価格帯の下側での価格推移となっています。下落トレンド入りという形ではありませんが、チャートの形状としては、7月17日に戻り高値を更新した後、翌日の陰線の出現で完全に「行って来い」を演じた影響が少し出た形と言ってよいかもしれません。
移動平均線は、中期が上昇する一方で短期の下落が目立つ形となっています。長期の移動平均線は横ばい推移が継続していて、実体線がその上側に位置していますので趨勢としては買い方有利と考えてよさそうです。ただし、実体線と短期・中期の移動平均線が収束に向かいつつあり、そういう意味で言うと目先はトレンドの形成を感じさせない動きとなっていますね。
今週は、上下ともに大きな動きに発展する可能性は高くないと考えますので、厳しい条件を付けてトレードのトリガーを引きたいところです。下側については、先週の安値を下回ったところは売りでインするチャンスかもしれません。一方、上側については、先週火曜日の陰線を完全にカバーするとか、さらに厳しい条件を付けて買いでインするチャンスを窺いたいところです。


その他 通貨ペア・銘柄分析


■ ドル/円 チャートは完全に崩壊・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。先々週の下落に続いて先週も下値模索の動きとなりました。特に水曜日に先々週の安値を割り込んだ後はまさに乱高下そのものの値動きとなり、買い方は投げ、安いところを叩いた売り方は買い戻しを入れ、空中戦の様子を呈して安値圏での越週となっています。
今週は、とりあえず様子を見るよりないと思います。高いボラティリティを維持した状態で乱高下が想定されますが、先週木曜日の長い下ヒゲが下げ止まりのサインとなるかどうかは現時点では分かりません。もちろん、戻れば戻っただけ売り方の買い戻しと戻り売りが交錯することが予想されますし、下がれば下がっただけ買い方の投げが持ち込まれることが予想されると思います。

■ ユーロ/円 問答無用の空中戦が続くか・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねドル円と同様ですが、先週火曜日に先々週の安値を下回っていて、ドル円よりも一足先に下落を演じました。ここからは相場が価値観を失ってしまい、凄まじい乱高下を演じていますね。先週木曜日の長い下ヒゲでひとまず目先の安値を形成したようにも見えますが、翌日(金曜日)の戻りは大きくなく、油断大敵といったところです。
今週は、先週と同様に乱高下が予想されるところです。ボリンジャーバンドの幅が一気に広がりを見せていますし、水準感でのトレードがワークしないのは当然のことと言えるのではないでしょうか。先週火曜日・水曜日の連続陰線が買い方に心理的なプレッシャーを与える前提で言えば、水準感での押し目買いがワークしないのは当然のことと考えられると思います。

■ ポンド/円 対円の中では比較的頑張ってはいるが・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねユーロ円と同様です。先週火曜日に先々週の安値を割り込んだ後は買い方が一斉に投げに転じ、週間を通じた上下の値幅は8円にも迫ろうという勢いです。先週木曜日の下落で下ヒゲを伴い、さすがに売り方の買い戻しも入り始めましたが、金曜日の戻りはそれほど大きなものではなく、底割れ懸念の払拭には至っていません。
今週は、とりあえず様子を見るよりなさそうです。先週の大きな下落に対して木曜日の下ヒゲが下げ止まりのサインになる可能性はあるものの、金曜日の戻りが全く鈍い点は他の対円の通貨ペアと同様です。いくらポンド円が対円の通貨ペアの戻りを先導する可能性は高いとは言え、先週後半の動きを見る限り、その重責を担わせるには厳しいと言わざるを得ません。

■ オージー/円 前途多難としか言いようが・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は6円を越え、11日からの下落幅は10円に迫ろうかという大変な下落相場となってしまいました。他の対円の通貨ペアと異なり、オージー円は先週月曜日の時点で先々週の安値を既に割り込んでしまい、まるで底なし沼のようなチャート形成となってしまいました。
今週は、とりあえず様子を見るのが賢明ではないでしょうか。これだけボラティリティが上がり、乱高下の様相を呈してくると、まずは水準感でのトレードはワークしないと考えるべきでしょう。また、買い方のポジションの大きな痛みを考えると、容易に戻りを演じる可能性も低いと思いますが、だからと言ってこれだけの下落の後ですので、売り方の買い戻しが強烈に入る可能性も想定せざるを得ないと思います。

■ 原油スポット 上ヒゲを伴うようなら売りでインできるか・・・ 
先週は、週初から陰線で始まり、先々週の取引価格帯の下側で取引価格帯を形成する動きとなりました。木曜日に陽線が出現して戻したものの金曜日に陰線が出現し、再度売られて安いレベルでの越週となっています。中期・長期の移動平均線が下向き推移を見せる中にあって実体線が3本の移動平均線の下側に潜り込み、チャート的には買える状況から遠くなっていますね。
今週は、と言うか、今週も、気持ち売り先行スタンスで臨みたい感じがしています。ただ、先週木曜日のような戻りも想定しておく必要があることを考えると、突っ込んで安いところを叩いてしまうと厳しいかもしれません。できれば戻りを冷静に見極め、上ヒゲを伴ったのを確認した後での売りでインが賢明のような気がします。値ごろ感からの買いはワークしにくいと思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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