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ドル/円、5月3日以来の151円台へ下落…日銀の利上げ観測や世界的な株安で円買い地合い(NY市場の見通し)2024/7/25

 

ドル/円、5月3日以来の151円台へ下落…日銀の利上げ観測や世界的な株安で円買い地合い

欧米時間のドル/円予想レンジ:151.500-153.600円

東京市場のドル/円は、序盤に153.90円台まで強含みましたが、日銀の利上げ観測や日本株の大幅安を背景に円買いが優勢になりました。欧州市場には5月3日以来となる151.94円前後まで下値を拡大しています。

足元のドル/円は、日銀の利上げ観測や世界的な株安を受けて円買いに振れやすい地合いが続いています。今夜も上値が重い相場展開が想定され、200日移動平均線が位置する151.50円付近を下値支持に下げ止まるかが焦点となりそうです。なお、NY市場では米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値や米新規失業保険申請件数など複数の注目指標が発表されます。これらの結果を受けたドル/円の値動きにも注目が集まるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日線が80日線を下抜けRSIが30ラインを明確に割り込んでいることから売り圧力が強い状況であることが分かります。一旦151.90円台で下げ止まりましたが、200日線が位置する151.50円付近を割り込むと150.00円への下落を視野に入れた相場展開となる可能性があります。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/25(木)
20:00 ナーゲル独連銀総裁講演
21:30☆米4-6月期GDP・速報値
21:30☆米4-6月期GDP個人消費・速報値
21:30☆米4-6月期コアPCEデフレーター・速報値
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米6月耐久財受注
24:00☆ラガルドECB総裁講演
26:00 米7年債入札(440億ドル)
----- G20財務相・中央銀行総裁会議(~26日)

7/26(金)
08:30 日本7月東京都区部消費者物価指数
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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